ファイザー社のコロナワクチンってどうなの?問題はないのか?

ワクチン

ファイザー社が実施している新型コロナワクチンの効果が期待を上回るデータを示しています。ファイザー社がデータを一部公表したことで、同社の株の上昇とともに、NY市場も急激に上昇しました。

米製薬大手ファイザーは9日早朝、最終段階を迎えた新型コロナワクチンの臨床試験 (治験)について、9割超の確率で参加者の感染を予防する効果が確認できたとの暫定結 果を発表。今後、安全性に関するデータがそろい次第、米当局に緊急使用許可を申請する という。これをきっかけに、世界的に経済活動の正常化が進むとの期待が大きく膨らみ、 金塊相場は1960ドル付近から急ピッチで下落。昼ごろには一時1848.00ドルま で売られた。

引用:ロイター

実際のところ使い勝手はどうなんでしょうか?実臨床下での有効性はどの程度期待できるのでしょうか?

ファイザー社のコロナワクチンの特徴は?

世界初の技術によるmRNAワクチンです。インフルエンザワクチンのように鶏卵を利用した生成方法ではないため、従来のワクチンに比べると、比較的速く、そして簡単に製造できる利点があります。ただ問題点もあります。それは零下70度で貯蔵し輸送しなければ失活するという点でしょう。輸送のためには特殊な冷蔵庫か液体窒素による輸送が必要になります。

モデルナ社も同様のmRNAワクチンを試験中ですが、同社のワクチンは普通の冷蔵庫での貯蔵と輸送が可能になります。ファイザー社と同等の結果を示せば、先行販売の優位性はあっという間にひっくり返されるでしょう。

新型コロナウイルスのワクチンは1種類でよいのか?

コロナウイルスは動物を経ることで、変異を繰り返します。先日デンマークにおいて、ミンクからヒト感染性を示すウイルスが検出されました。ミンクは殺処分されましたが、すでにヒトへ感染しています。コロナワクチンは変異するスピードが速いです。そのため変異によってはワクチンの効果が無くなる可能性は否定できません。インフルエンザのように毎年ウイルスの株を予想して製造するような形になるのではないでしょうか?

また現在欧米で流行している株とアジアで流行している株は異なるとの説もあります。東京オリンピックを開催するにあたって投与すべきワクチンは混合ワクチンを選択するのでしょうか?

ワクチンの安全性が高いのであればできるだけ早期にワクチンを多くの人に接種して、集団免疫を獲得するというのが理想的な対応かもしれません。有望なワクチンが出来上がったことは喜ばしいことです。次は効果を最大限にするための使用方法を練る必要があります。

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