新型コロナワクチン接種は2度目の方がキツイ。そのワケは何?

ワクチン
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新型コロナウイルスワクチン接種が医療従事者から進んでいます。

私も4月28日に1回目を接種しました。

私自身の副反応としては、注射部位の疼痛くらい。

ただ副反応は2度目接種時の方はキツイと言います。

そのワケは何なんでしょうか?

 

新型コロナワクチンの副反応について

私個人の副反応については特に発熱も全身倦怠感もありませんでした。

アレルギーの副反応についてもアナフィラキシーの既往がなければ

現段階では接種を躊躇する必要はないと思っています。

私自身も気管支喘息、花粉症、食物アレルギー(日本そば)を持ってます。

ですので、あまり臆病になる必要もないと思います。

2021年4月23日までファイザー社のコロナワクチンを接種した人

2万人を対象にした健康調査の報告があります。

マスコミ各社がレポートしているように2回目の副反応の頻度が多いです。

発熱に注目すると、1回目の頻度が3.3%に対して2回目は38.1%となっています。

また副反応の頻度は高齢者より若年者に多く見られます。

 

新型コロナワクチンの副反応は2回目がきついワケ

副反応として発熱や倦怠感、頭痛は

基本的には免疫による反応です。

つまりワクチン接種により免疫応答が起きている証拠です。

1回目より2回目の方が症状が強くなるのは

1回目で獲得し、記憶した免疫が強く反応している

というのが分かりやすい理由だと思います。

 

そう考えると副反応の注射部位反応を除くと

ほとんどの内容が風邪症状となってます。

風邪症状の大半もウイルスによる症状というより

ウイルスに対する免疫反応というほうが

説明しやすいのです。

新型コロナワクチンの副反応が若い人の方がきついワケ

若い人の方が免疫反応は過剰になりやすいことは

SARSウイルスの時にすでに経験済みです。

SARSは若年者に重症が多い感染症でした。

今回の新型コロナワクチンの副反応についても

免疫反応がしっかりと現れる傾向が見て取れますので

高齢者よりも若年者に症状が強く出るのではないでしょうか?

また私の完全な私見ではありますが、高齢者は長い人生の中で、

多くの種類のコロナウイルスに感染しています。

そういった経験から免疫細胞が似た経験をしているため

それほど強い免疫反応を示す必要がないのではないでしょうか?

 

高齢者を対象としたワクチン接種の申し込み用紙が配布され

外来でも接種の如何を尋ねる患者さんが沢山います。

基本的には我々医師も多くの情報が与えられている訳ではありません。

ただアナフィラキシーの既往の無い患者さんに関しては

接種を制限する理由がありません。

糖尿病等の合併症があるからこそ

ワクチンを接種したほうが良いというの判断は間違ってないと

私は考えています。

 

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