腹膜播種と腹膜癌ってどう違う?どう判断するの?治療方法は?

葛城ゆきさんが「原発性腹膜がん」である事を公表しました。

「原発性腹膜がん」というからには、腹膜から発生した癌

と、いうことです。

でも、腹膜播種とはどう区別するのでしょうか?

また治療方針についてもご説明いたします。

 

腹膜播種とは?

腹膜播種とは、胃がんやすい臓がんなどの癌細胞が

腹膜に転移した状態を指します。

癌はもともと他臓器(胃や膵臓など)で発生しているため

正式な病名としては、

胃がんの腹膜播種や膵がんの腹膜播種

となります。

 

原発性腹膜がんとは?

読んで字のごとく腹膜から発生した癌です。

しかし画像所見からは腹膜播種と区別がつきません。

癌は原発臓器によって治療の方法が変化します。

従って腹膜に癌を認めた場合には

原発の臓器を検索することから始まります。

胃カメラ・腹部エコー・腹部CT・大腸カメラなどなど

これらの検査でも、臓器内にがん病変を見つけれない場合に

原発性腹膜がんという病名が付きます。

 

原発性腹膜がんを早期に発見するのが難しいワケ

上述したように胃などの臓器には異常がありません。

従って自覚症状の出現が遅くなります。

ある統計によると

3/4以上の患者はステージ3以上で発見されています。

 

原発性腹膜がんの治療方針は?

画像所見では原発性腹膜がんと診断がついても

やはりがん細胞を詳細に検査すると

 

どうも原発巣は○○のようだ

もしかしてXXがんの転移かもしれない

 

と、診断名が変化することが珍しくありません。

従って可能な限り外科的処置により

細胞を採取してから治療方針を決定します。

細胞のタイプ(組織診)では、

女性では卵巣がんと診断がつくことが最も多く

卵巣がんに準じた治療方針を適応することが多いです。

 

原発性腹膜がんの治療効果は?

がん細胞のタイプによって違いはありますが

ここでは、最も頻度の多い卵巣がんを紹介します。

外科的な切除術は困難となるため抗がん剤が基本となります。

卵巣がんの治療の基本は

カルボプラチンとパクリタキセルの2剤の併用療法です。

卵巣がんは化学療法が比較的よく効くタイプの癌です。

抗がん剤による治療効果の指標である全生存期間の中央値は

100か月を超えます。

ステージ4で根治手術は困難な疾患ですが

抗がん剤による化学療法によって

比較的長期の生存が期待できます。

また卵巣がんの分野も他のがんと同様に

沢山の新規抗ガン剤が開発されています。

絶望に陥らず、今できる治療を続けていれば

次の有望な薬に出会うチャンスもあります。

 

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