京都府は2日、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に丹後保健所管内に住む80歳代の男性が感染した、と発表した。男性は意識不明の重症。府内での感染確認は2018年6月以来、6人目。
引用:京都新聞
マダニが媒介する感染症って怖いですよね。
マダニになんて見たことないよ~
って方はたくさんいると思いますが、
結構どこでもいます。
家の近くの茂みにもきっといますよ。
そんなマダニかまれた時の対処法を確認しましょう。
家で対処できないければ病院に行きましょう。
マダニに噛まれると気が付く?痛い?
全く痛くありません。
マダニの唾液には麻酔用物質が含まれており、
噛まれた直後は大半の方は気が付きません。
何日かすると痒みに襲われ気づくか、
明らかない目に見える大きさに成長するため、
ご自身もしくは家族が気づきます。
ぱっと見は突然大きなほくろが現れたように見えますが、
じっくり見ると明らかに虫そのものです。
噛んでるマダニはつぶしちゃダメ?
つぶしてはいけません。
噛まれた部位をよく見るとわかりますが、
マダニは皮膚の奥まで噛みついています。
中途半端につぶしたり引きはがすと
刺口が皮下に残ってしまい、
感染を増長する可能性があります。
したがって理想はマダニが自分で口を開けて
離れていくように仕向けることです。
噛んでるマダニは家で自分で外せる?
外せます。
マダニ自ら口を開けさせるには
マダニを窒息させることです。
例えば家にワセリンがあれば、
噛まれた周辺とマダニをまとめて
ワセリンで埋めてみましょう。
うまくすれば苦しくなったマダニが
自ら口を開けて逃げ出します。
逃げ出したマダニはつぶしてしまいましょう。
噛まれたところは消毒して、
後日皮膚科の医師の診察を受けたほうが良いでしょう。
ワセリンなどを利用した窒息法でも成功しない時には
あきらめて病院に行きましょう。
噛んでるマダニは病院ではどうやって外すの?
液体窒素で凍らせてしまうのが一番メジャーな方法です。
皮膚とマダニごと凍らせることで数日でぽろっと落ちます。
うまくいけばマダニがびっくりして口を開けて外れます。
うちの子にかみついたマダニは液体窒素で一瞬で外れました。
外れた後は生きてました。
透明な容器で生きているマダニを先生に見せていただきました。
しばらく病院の受付に注意喚起を込めて置いておくと言ってました。
マダニには噛まれないように藪には入らない
というのが基本ですが、
入るときには長袖長ズボンを守ってください。
マダニを媒介する感染症は命にかかわることがあります。
虫取り大好きなお子様をお持ちのお父さんお母さんお気を付けください。
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