無呼吸症候群の対策として、寝方や枕はどうすればいいの?

睡眠時無呼吸症候群
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無呼吸症候群の方の寝方ってどうすれば良いのでしょうか?枕にもお勧めがある?こういった質問は、無呼吸症候群の方の外来を行っているとよく言われます。まずはCPAPの適応の有無を確認します。CPAPの適応のある方は間違いなくCPAPを導入するべきです。ただCPAPを導入するほどのではない軽度の無呼吸症候群の方も結構いらっしゃいます。こういった方にはどう対応するのか?というと、その選択肢に枕や寝方の指導が出てきます。

1.無呼吸症候群に寝方が重要なワケ

ここでいる寝方とは、仰向け寝・うつぶせ寝・横向き寝のことを指します。睡眠時無呼吸症候群における閉塞性無呼吸症候群(OSAS)の原因は、空気の通り道である上気道が物理的に閉塞することで生じます。物理的に閉塞するものとは、首・喉まわりの脂肪、扁桃肥大、舌根、口蓋垂(のどちんこ)、軟口蓋(口腔上壁後方の軟らかい部分)などの喉・上気道にあたる部位です。

引用:北海道医療センターホームページ

図を見てお分かりのように閉塞する部位が重力で落ちてくるから閉塞するのです。したがって横向きやうつ伏せをすれば閉塞は解除されます。

2.無呼吸症候群の人の寝方はどうすればいいの?

聖路加国際病院の日野原先生なんかはうつぶせ寝を推奨しています。動物の大半はうつぶせ寝ですよね。そういう意味ではうつぶせ寝が自然な姿勢なのかもしれません。うつぶせ寝のポイントは、おへそのあたりに幅広い枕を置き、その上にうつぶせ寝をして、顔を横向きにしてもう一つの枕で頭を支えるのだそうです。足は少し曲げると楽だとのこと。顔は横向きにしているので、横向きに寝てもいいですね。ただ横向き寝をすると肩が痛くありません?私だけでしょうか?個人的には横向きで寝続けるのは苦痛なんでお勧めできないんです。でも、ちゃんと横向き寝用の枕もあるんですって。

これまでもあるようでなかった枕です。私は睡眠時無呼吸もいびきもないのですが、花粉症の時期に鼻が詰まって横向きになって片方の鼻の孔だけでも空気の通り道を作ろうと苦労します。でも肩が痛くなって口呼吸で寝てます。翌朝のどが痛くて落ち込むんです。この枕いいかもしれません。動画はYOKONE2ですが、すでに改良版のYOKONE3が販売されています。ご興味があればのぞいてみてください。


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