天然痘ワクチンの跡がある人ない人の違いは?あなたは受けた?

感染症

こんにちは。

企業勤めの内科医ヒロスケです。

今回のお話は「天然痘ワクチン」です。

 

新型コロナウイルス拡大に伴い注目されたのが結核と天然痘。

結核の予防接種がコロナウイルス感染の予防につながるのではと言われる仮説です。

天然痘は人類が唯一完全勝利を収めた感染症として知られており、新型コロナウイルス感染との比較対象にメディアで目にします。

天然痘は18世紀末にイギリスのエドワード・ジェンナーが開発したワクチン(種痘)によって、人類は勝利をおさめることができました。

ワクチンの普及とともに世界中で使用され、1980年にはWHOが天然痘の撲滅を宣言するに至ります。

さて皆さんは天然痘のワクチン(種痘)を接種していますか?

おそらく記憶してる人はマレでしょう。

天然痘ワクチンの接種跡が残っている方はどんな方でしょう?

天然痘ワクチン(種痘)はいつまで接種していたの?

1980年にWHOによる天然痘撲滅宣言に先んじて1976年から我が国では種痘ワクチンの定期接種は廃止されています。

1983年にはワクチンは市場から撤去されています。

種痘の定期接種は生後6か月~24か月に初回接種をすることになっています。

1974年~1975年生まれより以前の方は、定期接種を受けているはずです。

それ以後の方は希望者でない限りは接種していません。

1983年以降はそもそも市場にないので接種はされていません。

天然痘ワクチン(種痘)の接種はどうやっていたの?

天然痘ワクチンの接種は通常の針を使った接種ではありません。

また結核のBCGのようなハンコ中でもありません。

二又針と言われる特殊な針で種痘は接種していました。

 引用:米国CDCホームページ

天然痘ワクチン(種痘)の接種跡はどんなもの?

引用:Healthline.com (https://www.healthline.com/health/smallpox-vaccine-scar)

一見して分かる人と分かりにくい人がいます。

巷ではこの跡を見たら

年齢がばれるからサバは読めないよ~、

なんて指摘する人がいますが、このワクチンをみんなが接種していた期間があったからこそ天然痘は撲滅できたのです。

ワクチン接種の跡を見つけたらむしろ「ありがとう」と言わなけばなりません。

予防接種の跡て消せるの?

上述しましたように個人的には予防接種の跡を恥じる必要はどこにもないのですが、中にはケロイド化して非常に目立ってしまう方はいらっしゃいます。

女性だとやっぱり気になりますよね。

特にこれからの季節は。

ケロイドができる出来ないは体質です。

したがって体質的にケロイドができやすい人にメスを入れると結局ケロイドができてしまいます。

予防接種のわずかな傷が手術によって余計ひどくなってしまう可能性があるので、基本は何もしないというのが正しいと思います。

レーザーで治療をすることを進める医師もいますが、効果は一時的と言われています。

やっぱり何もしないほうが良いと思われます。

どうか堂々としていてください。

ワクチンの跡は世界人類の健康への貢献の証です。

人間ドックも最低限の検査であれば自宅での検査が可能な時代です。

コロナ禍で健診受診が出来ていない方は「おうちでドック」のご利用をお勧めいたします。

今回は「おうちでドック」についてです。

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