アトピーの保湿にオススメ!子供に使えるクリームの選び方(夏)。

アレルギー

じめじめとした季節になりましたが、アトピー性皮膚炎のお子様をお持ちのお母さんお父さんには心配な季節ですよね?汗をかきやすい季節ですので、保湿はしやすくアトピー性皮膚炎には一見良い季節のように思えますが、そうとは言い切れません。アトピー性皮膚炎の患者さんの中には、慢性の皮膚炎によって汗が出にくい方が多いのです。上手に汗がかけず、体内に熱がこもる状態が痒みを増悪させ、その結果アトピー性皮膚炎が増悪することは良くあることです。汗と保湿をうまくコントロールできる保湿剤についてお話したいと思います。

1.程よく汗をかくことはアトピー性皮膚炎にとっては有用?

皮膚を異物から守るバリアー機能のためには保湿が重要です。一般的にアトピー性皮膚炎患者は皮膚表面の水分量が少なく、バリアー機能が低くなっています。バリアー機能の低下により痒みの原因であるアレルゲンに暴露しやすくなります。結果皮膚の炎症が悪化します。汗には体温維持や保湿効果のほか、免疫抗体などによる感染防御なども含まれます。程よく汗をかくことは結果肌のバリアー機能を守ることに繋がります。汗をかいたら柔らかいタオルやハンカチを軽く湿らせて上から抑える程度に拭いてください。ごしごし拭くのはバリア機能を損ねますので禁忌ですよ。

2.汗とうまく付き合うことのできる保湿剤は?

定番は「ヒルドイド」です。ヒルドイドにはアトピー性皮膚炎における正常な発汗を促します。売れているものには訳があります。夏場を乾燥はそれほど強くないので、ローションがお勧めです。ただ発汗障害がある方にはローションでは十分な効果が得られないことがありますので、そういった方にはクリームの方が良いでしょう。ヒルドイドであれば赤ちゃんにも使用できますので、安心ですよね。ヒルドイドフォームという基剤があります。フォームはローションよりさらにサラサラしており、非常に塗り広げやすいのが特徴です。汗っかきの子供にさっと塗って上げるには良い基剤だと思います。

保湿剤は増悪を予防し、良い状態を維持するためにとても大切な薬です。アトピー性皮膚炎は一般に長期にわたり慢性に経過する疾患ではありますが、適切な治療により症状がコントロールされた状態が維持されると、自然寛解も期待される疾患です。日々のコントロールが日々のQOLだけでなく、将来の改善にもつながりますので、適切なケアを心掛けてください。

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