燃え尽き症候群で診断書をもらう手順。すぐにもらえるの?

燃え尽き症候群
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燃え尽き症候群は、別名バーンアウト症候群といいます。
コロナ禍の影響で、医療従事者のバーンアウト症候群が問題となっていますが、これまでも日本では何度も問題になってきました。バーンアウト症候群とは、モチベーションが高く、仕事を積極的にこなしていた人が、ある日を境に突然やる気を失い、仕事を休んでしまう、もしくは成果を上げられなくなってしまう状態を言います。


医学的にはうつ病の一種ですので、病院を受診し、必要な治療を受ける必要があるのですが、どうしても治療期間が延びるため、診断書が必要となります。どうやって診断をもらえば良いのでしょうか?

燃え尽き症候群で診断書をもらう手順は?

病院を受診し、診察を受けたら当日には診断書をもらえると考えている方は結構いますが、出来る病院とできない病院、そしてできる病態とできない病態があります。燃え尽き症候群やうつ病は、一日の診察ですぐに診断に至らない可能性があるからです。うつ病とうつ状態は似ているようで、違います。数日で回復する状態なのか?数か月かかるのか?などを判断するのも時間がかかるでしょう。

診断書の作成は病院ごとに依頼する人が異なります。医師に直接お願いする病院、診断書作成を依頼する窓口のある病院など様々です。

燃え尽き症候群で診断書をもらうの時間がかかる特殊な理由

医師は基本的に性善説で患者に対応をしています。ただ、時々それをいいことに仕事をさぼる理由を作ろうとする輩もいます。残念ながら事実です。こういった輩は、初診時で症状を並べ立て、ネットで調べてきたから、間違いなく燃え尽き症候群だ!、と宣います。見た目は、元気です。もちろん見た目は元気でも、仕事に行く直前に体調が割るなくタイプがありますので、最初から否定はしませんが、やはり診断に時間をかけるのが良識ある医師の対応です。

燃え尽き症候群で仕事に行けないが、診断書がもらえない時にすること

診断書は、必ずしも病名を記載しなければならないと決まっている訳ではありません。いくつかの症状を列記して、その上で「療養のために1週間程度の自宅での安静と週1回程度の病院受診を必要とする。」と、いった記載をすることは可能です。その上で精査の結果、うつ病の診断となった時に、数か月・半年の治療が必要となる旨の診断書を書いてもらえば良いのです。ちなみに長期に仕事を休む必要があるかどうかは、職場の産業医の判断に委ねられています。病院の医師に、「Oか月の休職が必要」といった診断を記載してもらうのは、特殊な状況を除き非常識と考えてください。

うつ病になると、何もかもに対してやる気が無くなります。体調も悪くなり、食欲が低下し、体重が減少します。自分がうつ病かも、と疑えるうちは良いのですが、自分がうつ病であることに気がつかない人はたくさんいます。まずは、周囲の人が気がついてあげてください。一般的に最も分かりやすいのが、やはり仕事のパフォーマンスの低下身だしなみの乱れです。ご家族、同僚の様子がおかしいと感じたら、心療内科や精神科を受診するように勧めてください。もし、心療内科や精神科の敷居が高いと感じるのであれば、内科系のクリニックを受診されても良いでしょう。

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