慶応大病院研修医による新型コロナ感染拡大!各医師の出身大学は?

新型コロナウイルス肺炎
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慶大病院での新型コロナウイルス感染拡大について、慶大OBでフジテレビの榎並大二郎アナウンサー(34)が7日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)でコメントした。同病院では、研修医99人のうち約40人が会食に参加し、18人の感性が判明。病院側も「医師としての自覚が欠如していたと言わざるを得ません」と謝罪コメントを出している。

引用:スポニチアネックス

2018年度医師臨床研修マッチング集計によると慶応大付属病院の研修医の内、慶応大学医学部卒の医師の割合は23.3%です。つまり大半の研修医は他大学出身ということになります。今回の慶応大学卒のアナウンサーが謝罪をしておりますが、彼らに全く責任はありません。慶応大学卒の皆さん、何も責任を感じる必要はありませんよ~。院内感染予防のための知識は研修医の間に学ぶことの中に含まれますが、今回のようなパンデミック対策を病院で個々の医師が学ぶ機会はほぼないと言ってよいでしょう。また大学での授業でも学ぶ機会はありません。だからといって今回の行動は軽率以外何ものデモないのですが、問題の本質は医師としての社会的責任感の欠如であると感じています。

さて慶応大学病院のホームページを確認すると、研修医の出身大学は、札幌医科大学, 秋田大学, 東北大学, 山形大学, 筑波大学, 獨協医科大学, 埼玉医科大学, 杏林大学, 慶應義塾大学, 順天堂大学, 東京医科大学, 東京女子医科大学, 東邦大学, 日本医科大学, 聖マリアンナ医科大学, 北里大学, 山梨大学, 金沢医科大学, 愛知医科大学, 大阪医科大学, 近畿大学, 島根大学, 岡山大学, 香川大学, 鹿児島大学, 琉球大学と様々です。2019年度は170人の医師が研修を希望し、試験によって60人に絞られています。それなりに優秀な若い医師がそろっているのだろうとは思いますが、医師としての社会的責任を自覚するまでに成長できなかったことは残念ですね。

今回の事例からも分かるように、基本的に大半の医師は出身大学では将来が決まるようなことはありません。もちろん一部の大学の教授は出身大学によって左右されることがあるかもしれませんが、そういったことはほんのわずかな一部の医師です。大半の医師は国家試験に合格したら横一線と考えてよいでしょう。その上で研修医を踏まえての成長こそが重要なのです。そして今医師を目指している高校生の皆さん!医師は患者の治療と同時に社会的な責任を伴います!そのことを今一度確認してほしいと思います。

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