新型コロナ肺炎のPCR検査を受けるメリットは?

新型コロナウイルス肺炎
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肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は26日、前日の午後4時からこの日午前9時までに新たに169人の感染が確認されたと発表した。韓国での感染者数は計1146人となり、1000人を上回った。

引用:ソウル聯合ニュース

韓国と日本の感染者数の違いは両国の検査体制の違いを指摘する声が上がっています。私も日本でもPCR検査をもっと積極的に行えばもっと感染者数は増えるであろうと考えます。おそらく万単位の人が陽性に出ると思っています。でも大半は軽症もしくは無症状の人ですよ?今朝のニュースで軽症の人を軽症のうちに治療をして重症化させないことが重要だと言っていた人がいました。

玉川氏は、この方針に「簡単に言うと、政府は軽症の人は診ませんって言ってるんですよ。これはもう医療崩壊でしょ。だって日本の医療は軽症で見つけて軽症のうちに治して重症化させないっていうのが、あらゆる病気に対しての鉄則ですよね。だからなるべき早く見つけて命にかかわらないようにする」と指摘。

引用:スポニチアネックス

逆に聞きます。薬がない今、病院で軽症の人に病院で何ができますか?重症の人でも対症療法しかできていません。こういった現場をしらない無責任なコメンテーターが混乱を引き起こしているんです。軽症であってもPCRが陽性になれば入院の上、隔離をしなければいけないという方針は、新型インフルエンザの時に失敗に終わっているのです!

今現在PCR検査を受けるメリットは肺炎を発症した人が重症化した時に速やかな対応が出来るように準備することだけでしょう。PCR検査が陽性になった人には新薬を優先的に投与することをメリットととらえる人がいますが、まだ効果は分からないのです。効果が分からない薬を投与されるのがメリットですか?私はメリットとは思えません。現実の臨床試験は大半が失敗に終わります。思ったほど効果がなかった、もしくは副作用が強すぎたです。アビガンもまだ分かりません。有力な候補であると期待はしていますが、投与が推奨される段階ではないのです。

先日PCR検査については、大手臨床検査会社であるBMLが受託していることはアップしました。今後検査可能検体数は増えることは間違いありませんが、検査の結果が治療効果に影響を及ぼさない限り検査を行うメリットはあまりありません。そういう点では、古市氏のコメントに全面的に賛同します。

社会学者の古市憲寿氏が26日、フジテレビ系「とくダネ!」で、新型コロナウイルスの検査結果を知っても行動はなにも変わらないと指摘し「なんでみんな検査を受けたがるんだろう」と不思議がった。

引用:デイリー

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