医師・看護師の資格を持つ予備自衛官ってどんな人?

新型コロナウイルス肺炎
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河野防衛大臣は、新型コロナウイルスへの対応のため、医師や看護師の資格を持つ予備自衛官の招集命令を出しました。新型コロナウイルスへの対応をめぐって、自衛隊は横浜港に停泊中のクルーズ船や中国・武漢からチャーター便で帰国した人たちの宿泊施設に医官や看護官を派遣しています。しかし、感染者が増加するなど医療活動の長期化が予想されることから、政府は医師や看護師の資格を持つ予備自衛官の招集を決めたものです。

引用:TBS NEWS

記事もありますが、予備自衛官は普段は社会人として活動する元自衛官が中心ということですので、防衛医科大学の卒業生でしょうか?予備自衛官には「公募予備自衛官」という立場の方もいらっしゃいます。ですので、防衛医科大学以外の大学の医学部・看護学部を卒業された方も含まれています。実際に公募で医師・看護師の資格を有する公募予備自衛官の方もいらっしゃいます。公募の理由としては、災害現場での貢献を目標とされる方が多いようです。

公募予備自衛官は、自衛官未経験者を予備自衛官補として採用し、所定の教育訓練を経験した後、予備自衛官に任用された者を、自衛官から予備自衛官となった者と区分する際に「公募予備自衛官」と呼称しています。公募予備自衛官は、予備自衛官補採用試験時に、一般と技能の2コースに分かれ、任用後、国の防衛・災害等の場合には、一般は、後方地域での警備要員や後方支援等を実施し、技能は、それぞれの技能を活かし後方地域での医療従事者、語学要員等として活躍することとなります。

引用:防衛相ホームページ

今回のような形で召集されるのは予想外かもしれません。防衛省は可能な限りの予防策は講じていただきたいと思います。間違っても先日感染してしまった検疫官のようにならないように防護服などの準備に不備がないようにしていただきたいと思います。

もう既に一般の病院で感染者が発生しています。病院での感染予防・感染拡大の対策は進んでいるのでしょうか?発熱などの感冒症状を有する患者さんの診断のためにも早急に診断キットの流通が必要です。現状はPCRを利用した検査しかないと聞きます。PCRそのものは機器と試薬がそろっていれば実行は可能ですが、機器と試薬自体がどこの病院にでもあるものではありません。研究室を有している病院や施設であれば備わっているとは思いますが、感冒症状を有する患者さん全てを大病院で診察するわけにはいかないでしょう。インフルエンザ簡易キットのような検査キットを早急な開発が必要です。

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