豊橋市で狂犬病患者を確認?ニュースが次々消去される理由は?

疾患
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愛知県豊橋市は22日、フィリピンから来日した外国籍の男性の狂犬病発症を確認したと発表した。昨年9月ごろにフィリピンで感染したとみられるという。市長が午後5時から記者会見する。

引用:共同通信

狂犬病は発症するとほぼ100%死亡すると言われる疾患です。国内発症例については2006年に2例を認めており、その前は1970年、1956年、1954年、1953年に狂犬病による死亡例を認めています。2006年の発症例2例については同様フィリピンから帰国した邦人男性です。犬の発生は1956年に6頭認めた以降は認められていません(参照:厚生労働省ホームページ)。

狂犬病は通常ヒトーヒト感染することはありません。したがって感染した患者から拡大することはありません。このように日本国内では狂犬病の危険はないと言っても良い状況ではありますが、外国では依然として発生の報告があるため、外国で動物に触れることはやめておいたほうがよいでしょう。もし発症地域で犬などの咬まれた場合には焦らずに狂犬病ワクチンを接種をしましょう。

狂犬病のおさらいはこれくらいにして、このニュースが出てからわずかの間にニュースの記事が消去されています。消去されても狂犬病の発生などこんな珍しい記事は多くの人が注目します。当然SNSでも拡散します。にもかかわらず消去される理由は何でしょう。通常Webメディアは記事の内容に誤認があったり、誤報の可能性がある可能性が出てきたら、その旨を記事に追記して修正します。

今回私が目にした記事は共同通信社のものです。既に消去されている記事に個人情報が含まれていたのでしょうか?性別、年齢位(OO歳台など)は問題ないでしょう。まさか患者の名前を載せるようなことはないと思います。記事の削除に関係するかどうか分かりませんが、今回の情報で不審な点が一つあります。通常ヒトに狂犬病ウイルスが感染した場合の潜伏期間は1~3か月程度と言われています。にもかかわらず感染した時期は昨年9月ごろと言われています。あまりにも潜伏期間がながすぎません?やっぱり誤報でしょうか?共同通信社には詳細な続報を期待したい思います。

愛知県豊橋市は22日、フィリピンから来日した人の狂犬病発症を確認したと発表した。  来日前に同国で感染したとみられる。日本国内で人が狂犬病を発症したのは2006年以来、14年ぶり。

引用:JIJI.COM

豊橋市から正式に発表がありました。消去した理由は何だったんでしょうか?謎のままです。

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