海上保安庁の巡視船「れいめい」は、尖閣諸島をめぐる中国との緊張が高まりから建造が計画されました。尖閣諸島の周辺海域の治安維持のために、2020年2月19日に第十管区海上保安本部の鹿児島保安部に配備されています。巡視船「れいめい」の概要は以下に示します。
船 名巡視船れいめい 所 属鹿児島海上保安部 総トン数6,500トン 全 長150メートル そ の 他ヘリコプター1機搭載型の巡視船 。
船名は夜明けや新しい時代の始まりを意味する「黎明」に由来。引用:海上保安庁ホームページ
尖閣諸島周辺海域の混乱・不安が払しょくできることを祈って夜明けを意味する名前を付けられたのでしょうか?
1・巡視船「れいめい」が必要とする機能とは?
巡視船は、基本的には1隻で単独行動をします。海上保安庁の任務として、海上警備があり、いわば海上警察の役割を持ちます。また救難活動の任務も持ちます。「れいめい」が任務を遂行する場が尖閣諸島周辺海域であることを考えると、その機能には、十分な速力、航続力、探知能力、指揮・通信能力が必要とされるのは当然であり、また治安維持を目的とした警察力と言った点において、それ相応の適切な武装・装備が備えられています。
2・巡視船「れいめい」の速度は?
れいめいは、速力25ノット以上を確保するため、単機9,000馬力のディーゼルエンジンを4基を搭載しています。合計では36,000馬力の出力を確保しています。
3・巡視船「れいめい」の武装兵器は?
兵装は70口径40mm単装機銃と20mm多銃身機銃を2基ずつを搭載しています。またその他遠隔放水銃なども搭載しています。領海に侵入してくる中国公船や北朝鮮工作船などを考えるとこの装備で足るのか否か?ちょっと不安になります。
中国がちょっかいを出してくるから日本も対応を余儀なくされます。海上保安庁の方々も危険な任務が生じます。なんとか多国間の協力で中国を封じ込めてしまいたいものです。
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