西之島の大きさって?比較しやすい対象は?

地理
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未だ成長を続ける西ノ島。溶岩の噴出が河口から200mも吹き上がることもあります。そんな西之島の大きさってどれくらいなんでしょう?子供に説明するのにちょうど良い比較対象って何が良いのでしょう。

出典:海上保安庁ホームページ

1.西ノ島の大きさはどれくらい変わったの?

1973年(昭和43年)4月に始まった火山活動は翌年5月に一旦休止します。この噴火によってもともとあった西ノ島給旧島(面積:0.07km2)と新島が結合します。その後2013年~2015年、2017年~2018年、2019年~と噴火が確認され、現在に至ります。海上保安庁海洋情報部のホームページに1973年当時の島の形からの変化を示す写真がありますので提示します。自然の偉大さをまざまざと見せつけてくれる変化です。

2.現在の西之島の大きさは?

2016年に国土地理院にて発表された西之島の面積は2.75km2、標高は142mです。よく対象にされる東京ドーム(面積:0.047km2)だと、約56個分です。東京ディズニーランド(面積:0.51km2)の約5個分。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(面積:0.54km2)も約5個分といったところ。でも子供の想像力だといまいち理解しづらいですよね。サッカーコートだとどうでしょう?サッカーコートの面積は7140m2ですので、約385面とることができます。身近な住んでいる街の面積と比較しても良いかもしれません。自治体の単位で面積が一番小さいのが富山県中新川郡舟橋村の3.47km2ですので、同じくらいのサイズはありません。ちょうど倍くらいの対象となると埼玉県蕨市の5.11km2や大阪市西区5.21km2くらいは良い対象化も知れませんね。

3.西之島が大きくなると良いことがある?

西之島が大きくなることで、日本の領海と排他的経済水域の面積が広がります。2019年5月に発表された内容によると日本の領海と排他的経済水域の面積が合わせて約50km2広がりました。今も西之島は成長が続いているので、まだまだ広がりそうですね。

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