靖国神社とは何なのか?子供向けに分かりやすく説明してみた。

歴史
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夏が来て終戦記念日が近くなるとしばしばクローズアップされる靖国神社。政府要人が参拝するかしないかで中国や韓国から色々と文句が出てきます。そんな靖国神社とはどういった神社なのか?我が家の子供たちにわかるように説明してみたいと思います。あくまでも我が家の子供を対象としています。私の信条は右寄りですので、気に入らない方は見ないでください。

靖国神社っていつ出来たの?

靖国神社は、明治2年(1869年)6月29日、明治天皇よって建てられた招魂社から始まります。つまり比較的新しい神社です。徳川幕府の江戸時代から明治時代に至るまでに多くの人が戦争で亡くなりました。そんな国家のために命をとして戦った人々のために建てられた神社です。ここでいう国家とは新政府軍が作った国です。つまり幕府方で戦った侍や兵士は祀られていません。

明治維新後の靖国神社の役割は?

明治維新後も国内はしばらく荒れます。代表的な反乱に佐賀の乱、西南戦争があります。こういった国内の戦い命を落とした兵士も祀られています。祀られている有名人としては坂本龍馬や吉田松陰、高杉晋作などがいます。その後日本は外国との戦争を経験します。日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦・満洲事変・支那事変・第二次世界大戦などです。そういった戦争で戦死した兵士も靖国神社に祀られています。

中国や韓国が靖国神社を否定するわけは?

ロジックとしては、1972年に日中国交が正常したときに、中国は日本に賠償金を求めていません。その理由として「憎むべきは日本軍国主義であり、日本人民もまた軍国主義の被害者だった」とし、軍国主義を捨てた日本に賠償金を求める必要はないとしました。実際には多額のODA(政府開発援助)を行っているわけですが・・・。中国は靖国神社は軍国主義の象徴とみなしています。なぜなら靖国神社には太平洋戦争終戦後の裁判でA級戦犯とされた人たちも祀られているからです。国交正常化のロジックの手前、政府要人の靖国神社への参拝は無視できないと言っています、表向きはです。中国が靖国神社への参拝を問題視するときは裏があります。大半が中国国内の問題が隠れています。中国政府内の勢力争いや中国国民の不満が高まっているときのガス抜きに利用しているだけです。

政教分離って何?

簡単に言うと、「国が特定の宗教を保護してはいけない。」「宗教は政治的な活動を行ってはいけない」ってことですよね?政府要人が政府としてお金を出したり、靖国神社を使って選挙活動を行ったりするのは問題ですが、首相が1私人として靖国神社にお参りに行くことに何の問題があるのでしょうか?

我々は靖国神社をどう考えれば良いか?

ここは各人の自由だと思います。ただ少なくとも私は蔑ろするべきではないと思っています。祖父の弟さんは知覧から特攻隊で帰らぬ人になりました。戦争は憎むべき対象です。でも死んでいった人を否定するような態度をとることは許されることではありません。特攻隊で出発する前にみんながお互いに「靖国で会おう!!」といって死んでいったと言います。知覧特攻平和会館に行き、涙が止まりませんでした。つらく厳しい時代であったことを思うと、せめて靖国神社で安らかに眠っていただきたいと思っています。

 

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