薬剤卸と病院が向精神薬を紛失。盗難?横流し?誤って廃棄?

時事問題
本記事内には広告・プロモーションが含まれます。

医薬品卸大手メディセオ(本社・東京)の山梨県内支店で今年2月、向精神薬100錠(トリアゾラム)を紛失していたことが26日までに毎日新聞の取材で分かった。また、上野原市立病院(同市上野原)で2017年5月に向精神薬(ミダゾラム)の注射液4管を紛失していたことも毎日新聞の県への情報公開請求で判明した。

引用:毎日新聞

薬剤卸のメディセオでまた不祥事です。前回は談合のニュースでしたね。一般名トリアゾラムは商品名はハルシオンです。ハルシオンと言われればわかる方はいらっしゃるのではないでしょうか?過去にはいかがわしい輩が悪いことに利用したこともある薬剤です。盗難や横流しされていたとすると何かしらの犯罪に利用される可能性があります。薬剤の卸業を営んでいる人間はこの薬剤の危険性を分かっていないとは思えません。管理に対しての緊張感がないと叱責されても仕方ないのではないでしょうか?

一方上野原市立病院が紛失した一般名ミダゾラムですが、商品名はドルミカムです。注射剤なので安易に横流しされるような薬ではないとは思いますが、高用量を投与すると呼吸が停止するような危険性もある薬剤です。4アンプルもあれば人を殺せる量になりえます。病院は誤って廃棄した可能性が高いと言っていますが、その一方カギがついている棚で管理していると矛盾したコメントもあります。こちらも薬剤の管理が甘いと叱責されても仕方ないですよね。

どちらの薬剤も危険性を伴う薬剤ですので、今後犯罪に利用されなければいいのですが・・・。薬剤に関する犯罪が今後起きたときには今回の事件との因果関係を十分に検査していただきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました