医師が処方箋を偽造!?目的は何?なぜ偽造の必要があったの?

時事問題
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医師は自分の処方箋は書けません。

自分自身への診療は認められていません。

ただ、同僚に相談することで

必要な薬は処方してもらったり、

検査をしてもらったりしていると思います。

そんな当たり前を思っているルールを

破った先生がいたことに驚きました。

 

処方箋を偽造し、勃起不全(ED)治療薬を薬局からだまし取ったとして、大阪府警が同府岸和田市の市立岸和田市民病院の医師、加藤元一容疑者(62)=収賄容疑で逮捕=を詐欺などの疑いで追送検していたことが、捜査関係者への取材で判明した。「薬は自分で使った」と容疑を認めているという。

引用:毎日新聞

 

処方箋を偽造した医師ってどんな人?

加藤元一容疑者は、聞いたことがあるなと思ったら

参考:花粉症の共同研究で賄賂?なぜ便宜?医療健康資源開発研究所って?

で紹介した医師です。

この時は社団法人側に何か問題があるように

感じていましたが、

医師側に問題があるのでしょう。

社団法人に関しての続報は

ありませんでした。

 

処方箋偽造の目的は?

上述したように医師は自分に薬を

処方することはできません。

医師法や健康保険法などでは

自分自身への診療を明文規定で

禁じてはいません。

しかしながら、少なくとも自分への診療を

保険診療報酬請求することはできない

と、されています。

明文化していないのは僻地などで

医師が一人しかない状況などもあるからでしょう。

 

ただ特殊な状況を除き自分への診療を行い、

かつ保険診療報酬請求を行ったのであれば

罰せられる可能性はあります。

 

ただバイアグラは自由診療(全額自己負担)

で、しか処方されないので、

そもそも保険診療報酬請求はできません。

そうすると自分で処方して問題があるのでしょうか?

 

処方偽造で逮捕されたワケ

加藤医師は、他の病院で他の医師名が記載されている

処方箋を持ち出して使用していたことが明らかになっています。

処方箋は他の医師名で発行されていますので、

同僚の医師が感知していない状況で

勝手に処方箋を発行されています。

罪状は「有印私文書偽造・同行使・詐欺罪」と報道されています。

 

医師も体調を崩すことはあるでしょう

(今回はバイアグラなので関係ありません)。

薬を必要とすることもあるでしょう。

そういったときには同僚の医師にひと声かければ

処方箋を記載してもらうことは

それほど手間ではありません。

よっぽど同僚との関係が悪くなければ

頼まれた薬を出さない医師はいないんじゃないですか?

なんで加藤容疑者はこんなことをしたのでしょう??

バイアグラを処方するのが恥ずかしかった?

そんな子供じみた理由で罪を犯しますかね?

 

花粉症の共同研究で賄賂。捜査が大きすぎ!?裏に何かあるぞ!!

でも書きましたが、

なんか事件の内容以上に検察とマスコミの取り上げ方が

大きすぎるような気がします。

まだまだ大きな事件が隠されているかもしれません!!

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