悪性リンパ腫には、多種多様なタイプがあります。
大半が高齢者での発症となるのですが、
中には比較的若年者でもなるタイプがあります。
悪性リンパ腫は大きく分けて
ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の2種類に分けられ
比較的若年者でも発症する頻度の高いリンパ腫が
ホジキンリンパ腫です。
ホジキンリンパ腫の年齢別の発症率は?
悪性リンパ腫は、ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫に分かれます。
ホジキンリンパ腫は、日本では比較的珍しいタイプの悪性リンパ腫で
悪性リンパ腫の中では、約10%程度です。
年齢別にみていると、20歳代と50~60歳代の2つの年代で罹患率が上昇しています。
ホジキンリンパ腫ってどんな病気?
初診患者さんで最もよく訴える症状は、
首やわきの下のしこりです。
しこりには痛みやかゆみはありません。
放置していると徐々に大きくなり、
気になって来院されるというパターンですね。
その他の症状としては、
体重減少と発熱、寝汗といったところも時々目にします。
原因不明の発熱の精査には必ず悪性リンパ腫を
鑑別診断に加えます。
体重減少・発熱・寝汗を特に悪性リンパ腫のB症状と呼びます。
ホジキンリンパ腫って治るの?治療方法は?
悪性リンパ腫の中では比較的予後は良好な分類に入ります。
治療方法は抗がん剤による化学療法が基本で、
病気の範囲が限定されていると放射線療法を組み合わせます。
近年に治療成績が向上した疾患であり、
新規薬剤としてブレンツキシマブベドチンという薬剤と、
免疫チェック阻害剤と呼ばれる
ニボルマブとペンブロリズマブが適応承認を受けています。
早期に発見し、放射線療法も組み合わせて治療できれば
10年生存率は90%を超えます。
進行期であっても、5年生存率は80~90%あります。
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