ビタミンDの効果は?お肌への影響は?食べ物で摂取できるの?

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新型コロナウイルスの重症化にビタミンDが関わっているとのニュースがありますが、そもそもビタミンDとはどのような働きをしているのでしょうか?また美容効果としての肌の影響、効果的な摂取方法もご説明いたします。

ビタミンDってどんな役割をしてるの?

我々がビタミンDと言われて真っ先に思いつくのは、「くる病」です。くる病とは骨の成長が不十分で、骨が柔らかくなり、O脚など足の変形したり、身長が伸びなくなったりする疾患です。原因にはカルシウムの不足、リンの不足、ビタミンDの不足です。ビタミンDは腸管に働きカルシウムやリンの吸収を促進し、骨を強く成長することを手助けします。大人では骨粗鬆症との関係も指摘されています。また最近では、免疫力の向上、癌の抑制、糖尿病の抑制、自閉症、妊活などにも影響するという報告があります。とにかく心身ともに元気であるために必要な栄養であることが分かります。

ビタミンDと美容効果、お肌への影響は?

ビタミンDは細胞の分化誘導にも必要な成分です。細胞の分化誘導は皮膚におけるターンオーバーの促進です。瑞々しい健康的な肌を維持するためには必要な成分と言えます。また免疫力の向上によりニキビなどのお肌のトラブルも予防してくれます。お肌のメンテナンスを考えると積極的に摂取したい成分と言えますね。

ビタミンDを効率的に摂取するには?

ビタミンDは他のビタミンと違って野菜や果物にはほとんど含まれておりません。魚類やきのこ類、卵類などに多く含まれています。ビタミンDがほかのビタミンと決定的に違うのが、自らの体で生成することができる点です。自らの体で生成するには日光浴をすること。1日15分で良いので、日光に当たる時間を作ることが重要です。そして日光で活性化するため食材は日光に当てて乾燥させた食材がお勧めです。なんといっても干しシイタケがお勧め。ただスーパーの干しシイタケの大半は機械で人工的に乾燥させたものが多いので注意が必要です。天日干しの干ししいたけが最もビタミンDを豊富に含んだ食材と言っても良いでしょう。もし天日干しの干ししいたけが手に入らないのであれば、スーパーで買ってきた生シイタケをカサを下にして、野菜用ネットやざるで天日干ししましょう。30分くらい干せばビタミンDが活性化します。

ビタミンDのサプリメントを摂取するのも良いと思います。ただサプリメントはあくまでも食品の補助的な位置づけです。食品で摂取できるのであればそれに越したことはありません。ビタミンDとコロナウイルス感染の重篤化に関連があるのは、自粛によって日光に当たる時間が減った人が増えたのが原因ではないでしょうか?リモートワークで外出の時間が減った方は昼食後に15分~30分の散歩の時間をとるようにしましょう。

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