会社勤めの方は、労働安全衛生法で従業員の健康管理を義務付けられています。
しかしながら自営業の方や専業主婦の方は健康診断からは足が遠のきますよね。
「子供の世話で時間が取れない」
「健康診断に行くと半日以上潰れちゃうから家事がたまっちゃう」
だからと言ってそのままほっておくのはお勧めできません。
受診を考えていただきたい年齢と受診の頻度についてお話したいと思います。
改めまして、こんにちは。
企業勤めの内科医ヒロスケです。
今回は「専業主婦のかたの健康診断」についてです。
健診受診が必要な年齢は?
人間ドック協会は20歳以上の成人に受診を勧めています。
ただ20~30歳台の特に体調に異常を感じない方が毎年受ける必要はないでしょう。
40歳未満の方については、一度血液検査で生活習慣病を評価して委譲なければ年後でも大丈夫です。
40歳以上の方については、異常がなくとも2年に1回は受診しておくことをお勧めします。
ただ健診と検診の区別はしておいてください。
健診と検診の違い
40歳未満の方についても検診は必要です。
健康診断は主に生活習慣病をターゲットに検査を行っています。
検診はターゲットとなる疾患が絞られています。
主に癌を検索するのが目的となります。
市町村で実施される検診の代表は、乳がん検診、子宮頸がん検診です。
検診は市町村の指示に従って受診しましょう。
病院受診が困難な人はおうちで健診を受けましょう。
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そんな、あなたには「おうちでドック」をお勧めします。
おうちでドックで分かる検査内容については以下の記事を参考にしてください。
通常の健康診断で確認できる範囲は十分に網羅しています。
結果の説明も医師が対応していますので、ご安心ください。
参考記事:自宅で人間ドックを【内科専門医推奨】。検査でわかることは?
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