HSPとは?診断テストの基準は何?テストで基準内だったら?

HSP
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HSPとは、Highly Sensitive Personの略です。HSPは障害や病気ではありません。いわゆる人間の気質と言っても良いでしょう。HSPに該当する人は、感受性が非常に強い人、繊細な人、神経質な人と呼ばれた人です。だれしも、自分の中に繊細な部分はあります。神経質な部分はあります。

HSPの診断のための診断テストというものがありますが、診断とは病気や障害の名称を付けるための言葉であり、個人的には疾患でない気質に診断というのには違和感がありますが、ここではわかりやすいので診断テストとそのまま使いますね。では、診断テストというのは何を根拠に、何を基準に作成されたのでしょうか?

HSPの概念が生まれたわけ

HSPは1996年にアメリカのアーロン博士が発表した概念です。アーロン博士は心理学者で、ご自身の研究の中で、人種・性別・年齢にかかわらず、どの国でも一定数の「非常に敏感な人」がいることを発見しました。割合としては5人に1人程度の割合です。5人に1人というと血液型の分類くらいのレベルであり、これを疾患として取り扱うのには無理がありますね。ただ自分のHSPであることを理解することで、何かに生きづらさを感じていたHSPの方の気持ちを解決に導けるようになるのではないでしょうか?

HSPの診断テストの基準は?

アーロン博士は、HSPの特徴を4つ挙げ、それぞれを満たすとHSPであると定義しています。4つも定義とは、頭文字をとって「DOES」と名付けています。

  • D:Depth of processing(深く考え、深く処理する)
  • O:Overstimulation(過剰に刺激を受けやすい)
  • E:Empathy and emotional responsiveness(全体的に感情の反応が強く、特に共感力が強い)
  • S:Sensitivity to subtleties(ささいな刺激を察知する)

HSPの診断テストで基準内だったら?

繰り返しますが、HSPは障害ではありません。つまり何かしらの治療を行うよりも特性を生かすことを考えるべきです。例えば、HSPの特徴である「Empathy and emotional responsiveness」なんかは非常に素晴らしい能力と言えます。場の雰囲気、他人の感情をいち早く察知できるということは、誰よりも優しくなれるということではないでしょうか?たしかにいつも人に気を使ってしまうのは、しんどいと思いますが、むしろその特性を生かして医療従事者など他人に気を使う、人にやさしくなることを必要とする仕事に就くと良いのではないでしょうか?逆に人の気を使うのに疲れてしまうという方は、「Depth of processing」という特徴を生かして、数字(お金)を取り扱う仕事をしてもいいかもしれません。HSPの方の注意力と繊細さは細かな数字(お金)を取り扱うにはうってつけの能力です。

自分に自信を失って待っている人へ

HSPの方はとかく細かなことに気が行ってしまい、他の人から見ると気にすることないことまで、落ち込む原因となってしまうのことがあります。気質なのでその事実を受け止めることが大切ですが、受け流す訓練もする必要があります。受け流すためには、自分に自信をもち、その上で「大丈夫」と自分に言ってあげれるようになりましょう。自分に自信を持つということは、自己肯定感を高めるということです。自己肯定感を簡単に向上するには、自己催眠が最も簡単な方法です。

参照:自信の付け方には、サブリミナル効果が有効。自信のない人へ。

ちょっとした失敗でいつもメソメソしてしまうのであれば、HSPを疑っても良いでしょう。そして自己肯定感を向上するための訓練をしましょう。簡単に効果が期待できるサブリミナルCDがお勧めです。米国催眠療法協会認定の白銀氏作成のサブリミナルCD。お試しの音楽データは無料でダウンロード可能です。お試しください。

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