岐阜県と岐阜市は2日、新たに土岐市、美濃市、可児市、岐阜市で計5人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。美濃市の70代女性、可児市の60代男性は、いずれも感染経路が不明。土岐市の30代男性は、愛知県警の警察官で、岐阜市の30代男女2人は、1日に感染が確認された女性の同僚。県内の感染者は36人となった。
1日に感染が確認された各務原市の40代男性会社員は、せきなどが発症した3月29日の昼すぎ、岐阜市内のパチンコ店にマスクをせず滞在していたことが分かった。具合が悪いまま出掛け、パチンコ店でさらに悪化したため3時間ほどで帰宅したという。
引用:岐阜新聞
体調崩したままパチンコ屋に行って感染を拡大してたら同情もできません。ちなみにこのパチンコ店は店名の公表は同意していないようです。どこのお店が分からないと多くの人がパニックに陥る可能性もありますし、感染ルートを追及することができないと感染者が増える一方です。岡山のリラクゼーション施設の件と同様に、こういった店名の公表については行政の力で明らかにすることができるようにならないとまずいです。
ざっと見まわしてもかなりの数のパチンコ店があります。今回感染が確認された3月29日のことですので、日曜日です。どれくらいの人がパチンコ店に出入りしているのでしょうか?先週末にパチンコに出掛けられた方はくれぐれも体調の確認をお願いします。さて、パチンコ店がクラスターになりうるか否かは多くの人が議論をしています。パチンコ店は問題ないという人の根拠は、多くの方は北海道でパチンコ店が原因となったクラスターが報告されていないことを指します。またパチンコ店の空調の良さや基本誰もしゃべらないなども言いますね。逆に危険であるという方の根拠は和歌山県でのパチンコ店での感染をもって危険と言います。
現状はパチンコ店に行くことはお勧めできません。隣の人、自分が座っている席に座っていた人を信用できますか?パチンコに興じる人が出かける前に熱を測り、体調に違和感を感じたら自宅待機の決定ができる人しかパチンコに興じる人はいないと言い切れるのであれば止めませんが、そんな人のほうがまれでしょうね。少なくとも今回発見された人は体調がすぐれないことを自覚していました。やはり行政の指示に従い、不要不急の外出や密閉された空間を不特定多数の人と一定時間一緒にいるということは避けるべきです。
感染者が来店したパチンコ店については後日「ジョイランド岐阜店」が公表しています。当日濃厚接触者と判断された従業員はPCR検査を受け、陰性を確認しているとのことです。少なくとも従業員に感染が拡大しなかったことは何よりです。同店舗は店内を消毒の上、営業を再開しています。プレスリリースによると店舗名を開示することを拒否したことはないとのことです。
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