実名報道って儲かるの?マスコミ各社が批判しない理由。

マスコミ

自民、公明両党の少年法改正に関する実務者協議は、少年犯罪で本名や顔写真など容疑者本人が推定される報道(推知報道)を禁じる規定を見直し、重大な罪を犯した18〜19歳については起訴段階での解禁を容認する方針を固めた。与党方針も踏まえ、政府は法改正の具体的な検討に入る。

引用:朝日新聞

私は実名報道って犯罪の抑止力の一つにつながると思っています。少なくとも日本では、成人だろうが未成年だろうが、犯罪者の家族・親族は少なからず影響を受けます。そんな家族に迷惑をかけたくないという気持ちは日本人なら少なからず持っているのではないでしょうか?そういった意味では、実名報道って18歳以上の犯罪者に適応されるのは妥当かなと思っています。しかしながら、被害者の実名報道は何のためなんでしょう?犯罪のリアリティ?くらいしか思いつくものがありません。

1.飛行機事故・自動車事故などでの実名報道のメリットは?

飛行機事故や自動車事故などの実名報道も必要なんでしょうか?海外で起きた事故の実名報道は関係者への情報提供の意味合いが含まれると思いますが、国内の事故であれば警察から家族に連絡がいきますよね?ただ実名報道をしているからこそ、被害者のエピソードからつながるスクープが発信されます。被害者の家族構成から想像される被害者の無念さと家族の悲しさなどです。日航機墜落事故に関しての続報やドラマなどは実名報道があったから作成されたものと言えます。

2.京アニ放火事件での被害者実名報道について

京アニ放火事件の被害者すべての実名が報道されたのは、一つとして家族の同意が得られなかったから。同意が得られなかった理由は、メディアによる過熱報道と取材だと言われています。メディアの儲け主義からの影響を暗に批判した内容ですよね。テレビをはじめとしたマスコミ各社は報道している間は心痛な表情で伝えますが、次のコーナーはグルメ情報やエンタメ情報で一転楽しい雰囲気になります。結局のところ視聴率を稼ぎたいためだけで、何を伝えたいのかが分からないメディアがたくさんいます。

3.未成年の犯罪者の実名報道とメディアリテラシー

今回の自民党のからの方針は「起訴段階での解禁を容認する」です。つまり裁判で有罪になろうが無罪になろうが、罪が重かろうが軽かろうが、起訴段階であれば解禁されるということです。一部のまっとうなマスコミ以外は事件直後しか情報発信はしないでしょう。たとえ無罪になってもです。我々はマスコミがどういったものであるかを理解し、その情報を飲み込む能力である「メディアリテラシー」を持つ必要があります。

知る権利だ何だともっともらしいことをメディアは言いますが、結局のところ彼らも設けてなんぼの民間企業です。本来はその儲けを追求しないNHKがバランスのよいニュースを届けてくれさえすればよいのですが、NHKですら鵜呑みに出来ないのが事実です。実名報道によって視聴者の興味は満たされる反面、実名報道によって傷つく人たちがいることも事実です。どうかメディアの方々は良識ある報道をお願いしたい。

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