適応障害の子供ってどうなるの?どんな症状・行動から疑うの?

適応障害
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適応障害は、大人だけの障害ではありません。

子供にだって適応障害はあります。

時に実は適応障害だったが、

幼いころには発達障害と診断を受けたお子さんを見ることもあります。

成長するにあたって実は適応障害であったと

判明することは決して珍しいことではありません。

適応障害の子供ってどんな子供?

適応障害はストレスが原因で様々な症状が現れます。

ストレスは人それぞれです。

イライラして、大声を上げたり、癇癪を起したり、暴力的になったり

といった症状は発達障害でも認められ、

鑑別が難しいところではありますが、

症状が出現する前にはストレスがあります。

ストレスが原因ですので、

子供の性格としては、傷つきやすく、

感情の揺れ幅が大きい子が多いです。

また総じて真面目で、人からの頼みごとを断れず、

気が付いたら自分が追い込まれている

ような子が多いと思われます。

この辺りは大人の適応障害と同じですね。

適応障害の子供の症状は?

基本的には子供は大人と比べて

環境や状況の変化に対しての適応力は高いとされていますが、

それでも大きなストレスを感じると

何らかの症状が現れることがあります。

例えば赤ちゃん返り、おねしょ、おもらし

といったところは有名です。

また小学校の入学時や長期休み明け、

友人とのトラブルなどがきっかけになることもあり、

そういった時には不登校が行動や症状として現れます。

症状が出現する前には、何かしらのストレスがあります。

そういった点から発達障害とは異なり、

適応障害を疑う特徴となります。

適応障害の子供の対処法は?

まずはストレスの原因の検索が重要です。

何にストレスを感じているのかが分かれば、

ストレスの除去により症状が改善します。

適応障害の子供は泣いたり、

暴れたりすることでパニックを改善しよう

としていると言われています。

無理に押さえつけるのは逆効果になりかねません。

見守り、そっと抱きしめてあげるのが正解でしょう。

不登校などの親が完全に把握できない原因がある場合には

まずは担任と相談ですね。

担任が頼りない時には保健室の先生にコンタクトとっても良いでしょう。

学校によってはカウンセラーを置いている学校もあります。

この辺りもうまく利用したいものです。

上述しましたように基本的にお子さんは

何とかしたいと考えている真面目な子が大半です。

子供も頑張っていますので、

お父さんお母さんも焦らず見守ってあげてください。

あらゆる対処が効果を示さない時は?

適応障害ではなく、発達障害の可能性が否定できないと考えます。

やはり小児神経科・小児精神科の専門医に相談したほうが良いでしょう。

診察にハードルを感じる方もいると思いますが、

それほど気にせずに普通に小児科を受診するつもりで

診察を受けてみてください。

1点だけ気を付けていただきたいのが、

どうしても初診は時間をかけて問診、

診察をする必要があります。

したがって飛込で診察を受けるのではなく、

受診前に電話をしてください。

先方からは余裕のある時間をすすめられると思いますので、

その時間に診察を受けることをお勧めいたします。

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