沖ノ鳥島で工事を行う理由と中国が積極的に進出してくる理由。

地理
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本当に中国という国は図々しい。

尖閣諸島に続いて沖ノ鳥島にまでちょっかいを出してきます

 

日本最南端の沖ノ鳥島(東京都小笠原村)周辺の排他的経済水域(EEZ)内で9日午前から10日朝にかけ、中国の海洋調査船がワイヤのようなものを海中に投入しているのを海上保安庁が発見した。

引用:JIJI.COM

 

中国による沖ノ鳥島の海底調査は

これまで数度となく行われており、

その都度日本は外交ルートを通じて抗議をしていますが、

中国が態度を改めることはありません。

地図でお分かりのように

沖ノ鳥島は中国から離れており、

中国が領有権を主張するには無理があります。

しかしながら定期的にこの島に

ちょっかいを出してくるには訳があります。

日本が島の護岸工事をしたこととともに

その理由を述べたいと思います。

 

日本が沖ノ鳥島の護岸工事を行ったわけ。

沖ノ鳥島は日本の最南端に位置しますが

東京都になります。

沖ノ鳥島の存在により日本は

国土面積を上回る約40万平方キロメートルの

排他的経済水域(EEZ)を持つことができます。

またキハダマグロなどが獲れる

豊かな漁場としても有名で、

国土保全上非常に重要な島とされています。

そんな沖ノ鳥島ですが、

地球温暖化による水面上に伴い

海に沈んでしまう可能性があります。

そのため、国土交通省は2011年度から、

沖ノ鳥島を鉄製の消波ブロックで

小島の周囲を囲むなど、

堅牢な護岸工事を施し、

港湾の整備を行いました。

6年間で総事業費は750億円かかりました。

沖ノ鳥島に関する中国の主張とその目的

中国は沖ノ鳥島は島ではなく、

岩礁であると主張しています。

岩礁であれば領土としては認められず、

同時にEEZも認められないという主張です。

尖閣諸島とは異なり、

中国は領土占有を目的とはしていません。

ただ沖ノ鳥島が日本領土であることから設定された

EEZによって中国の航海の自由が奪われている

と主張しています。

まぁ西側諸国が中国に対して行っている

南シナ海で行っている「航行の自由作戦」

の仕返しと言われています。

南シナ海で勝手に人工島を作って

領土である主張している国が何を言うか!!

って気分ですが、中国の主張はいつも自分勝手ですよね。

あとは沖ノ鳥島周辺の海底が

米軍との潜水艦による作戦上重要な海域になっているため

とも言われています。

中国にしてみればそのような海域を

日本のEEZにしておいて得をする点は

何もないということです。

 

国土問題、領有権の問題は

結局のところそれぞれの国の権益に繋がりますので、

落としどころはありません。

毅然とこれまでと同様の主張を繰り返し、

実効支配を続ける以外に手はないと思われます。

どちらに理があっても

実効支配をしているほうが有利なのは、

竹島の韓国の態度を見ているとよくわかります。

悔しいですが!!。

 

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