妊娠すると飲んではいけないもの
食べてはいけないものが増えますよね。
アルコールが代表です。
控えるべきものもたくさんあり、
その中にはカフェインが含まれます。
カフェインはコーヒーや日本茶、紅茶と
様々なものに含まれています。
では、カフェインはどの程度なら摂取しても良いのでしょうか？
またカフェインレスコーヒーにすると大丈夫なんでしょうか？
妊娠中に摂取できるコーヒーの量は？
カフェインは制限の対象ですから
絶対に飲んではいけないものではありません。
節度を守れば大丈夫です。
限度としてはWHOは提唱しており、
カフェイン相当で1日300mgまでと言われています。
ただ英国食品基準庁では一日200mgまで
と、制限する国もあります。
カフェインの含有量ですが、
コーヒーだと約100mL当たり、40～60mg程度含んでいます。
1杯を150mLとした場合は、60～90mg程度です。
スタバのショートで240mLですので、
カフェイン含有量は96~144mg含まれています。
1日1杯～2杯でやめておいたほうが良いでしょう。
妊娠中以外の方は以下の参考にしてください。
参考：カフェインの取りすぎの量ってどのくらい？ちょうどいい量は？
妊娠中にカフェインを取りすぎるとどうなるの？
WHOは
「カフェインの胎児への影響についてはまだ確定していない」
としていますが、コーヒーの摂取量は1日3~4杯までを推奨しています。
上述の英国食品基準庁は
「妊婦がカフェインを摂り過ぎることにより、
出生児が低体重となり、
将来の健康リスクが高くなる可能性がある」
とカフェインと胎児の影響を指摘しています。
カナダ保健省では、
「少量のカフェイン摂取は
ほとんどのカナダ人にとって懸念はないが、
過剰摂取は不眠症、頭痛、イライラ感、脱水症、
緊張感を引き起こすため、
特に子供や妊婦、授乳中の女性は注意すること。」
と注意喚起しています。
カフェインレスコーヒーならどれくらい飲めるの？
コーヒーが好きで毎朝飲まないと落ち着かない。
仕事中はいつもコーヒーを片手に仕事をしてます。
なんて方は多いですよね。
私もそうです。
では、カフェインレスコーヒーなら大丈夫なんでしょうか？
カフェインレスコーヒーってどうやって作るの？
カフェインレスコーヒーとはある過程で
コーヒー豆を処理することで
コーヒー豆からカフェインを取り除いた豆で
煎れたコーヒーを指します。
その処理の方法には以下の方法があります。
ちなみにカフェインを含まないコーヒー豆を
開発している国もあるそうですが、
まだ市場に出ているのはほんのわずかです。
薬剤でカフェインを除去する
カフェインが溶ける薬品を使用します。
例えばジクロロメタンを使用し、カフェインを失くす。
非常に安上がりな方法ですが、欠点があります。
一つはカフェイン以外の成分も一緒に除去するため
アジや香りが落ちます。
あとは薬品の安全面のケアが必要となります。
薬剤と水を利用し除去する
カフェインは水溶性です。
従ってまずは豆から水を使ってカフェインを除去します。
水に溶けだしたカフェインを薬剤で除去して
残りの成分は豆に戻します。
この方法が最もメジャーな方法ではないでしょうか？
薬剤だけでは味や香りを損ねますが、
本方法だと味や香りは豆に戻ります。
また水に溶けだしたカフェインを処理するためだけに
薬剤を使用するために安全性も向上します。
水と薬品を利用したカフェイン除去でありながら
使用した薬品も気になる
という方は以下のカフェインレスコーヒーはいかがでしょう？
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二酸化炭素を利用して除去する
最近徐々に増えてきたのが二酸化炭素を利用する方法です。
二酸化炭素は、一定以上の圧力と温度を加えると
気体と液体の両方の性質をもつ超臨界流体と呼ばれる状態になります。
この超臨界流体の状態の二酸化炭素がカフェインを除去します。
別名、超臨界二酸化炭素抽出と呼ばれます。
薬剤の使用もなく、味も損ねない非常に優れた方法と言えます。
二酸化炭素抽出したコーヒーは以下の商品を参考にしてください。
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カフェインレスコーヒーってどれくらいカフェインが除去されてる？
上記いずれの方法を利用しても
カフェインは90%以上除去されています。
従って、カフェインの含有量は
コーヒーだと約100mL当たり、4～6mg程度に減少しています。
1杯を150mLとした場合は、6～9mg程度です。
流石に20杯は飲まないと思いますが、
単純計算だとそれくらいは大丈夫ということになります。
ちなみにノンカフェインコーヒーは
カフェインの含有量は０（ゼロ）です。
何故ならコーヒー豆は使っておらず
コーヒーと似た植物を利用しているからです。
よく聞くのはタンポポコーヒーです。
西洋たんぽぽの根を乾燥させて作ったものです。
妊娠期間は悪阻を始めとした体調の変化が
著しい期間です。
その期間をいかにリラックスして過ごすのか？
非常に大きな課題ですよね。
カフェインを抑えて美味しいコーヒーを好きな時に
飲んでリラックスタイムを楽しんでください。
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