低血糖症状って何がある?チェックしてみよう。眠気はどう?

低血糖
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低血糖は、普段の診療では糖尿病の患者さんにだけ注意していれば良いのですが、近年糖尿病患者さん以外にも低血糖が生じていることが分かってきました。

あなたは大丈夫ですか?

低血糖症状をチェックしてみましょう。

低血糖症状って何がある?

低血糖は診療の場では、血糖値80mg/dLを基準とすることが多いです。ただ、80mg/dLでも何も症状がない方もいます。したがって数値だけ診断するわけではありません。基本的には80mg/dL以下で、低血糖症状を認めたときに診断に至ります。

低血糖の症状には、異常な空腹感・倦怠感・冷や汗・手指のしびれ・動悸・悪心・嘔吐から始まり、低血糖が高度になると意識障害を生じ、けいれんなども生じます。診断から処置が遅れると命にかかわることもあります。手遅れになるといけないので、基本的には病院の診察を受け、血液検査が必要と考えられる病態であれば、ほぼ必ず血糖の検査項目は含まれます。

低血糖症状を自分でチェックしてみよう

以下の図を見て、自身が経験した症状に該当するものがないかチェックしましょう。

引用:国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター ホームページ

低血糖症状と眠気について

食後に、急激な眠気に襲われるような経験はありませんか?眠気だけならまだしも、倦怠感にも襲われることはないでしょうか?仕事中だとキツイですよね。健康な人でも、お昼ご飯の後に眠くなることは珍しいことではありません。症状が一時的であり、疲れがたまっているときや、寝不足の時だけに生じるのであれば、問題はない場合の方が多いと思います。

ただ、その症状が毎日のように続き、なかなか改善しない場合には、低血糖症も考える必要があります。食後の眠気については、普段より無呼吸症候群の診療と検査に携わっているので、低血糖症も鑑別診断に加えます。

低血糖症の検査はどうするの?

検査としては、ブドウ糖の負荷試験を行い、その後の血糖値の変化を追います。通常はブドウ糖を負荷して、2時間以内に最大血糖値を示し、その後負荷前と同じくらいの数値に落ち着きます。しかし、低血糖症の患者さんは、負荷後速やかに血糖値が上昇した後、その後極端に数値が下がります。負荷後どの程度まで血糖値を追うかは、病院によって異なりますが、多くの病院は4時間から5時間まで血糖値を追っていると思います。

もし、あなたが低血糖症に該当するような症状をお持ちなら早めに病院に行かれることをお勧めします。

「病院に行くのはちょっと・・・」

という方は、まずは自分でチェックしてもいいかもしれませんね。今は簡易検査ならネット通販でも購入できます。

 

 

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