低血糖症状の対処はチョコでいい?タイプ別に対処法教えます。

低血糖
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低血糖症状が、糖尿病の治療中に限ってのことではないと先日ブログに挙げました。実際に生じうる症状について述べましたが、本日はその対処法について述べたいと思います。

低血糖って、血糖値が下がっているんだから上がればいいんでしょ?

ある意味、その通りなんですが、ちゃんとパターン別に対処法を記載していこうと思います。

器質的な疾患からくる低血糖

器質的な疾患から来る低血糖というと代表は、インスリノーマでしょう。インスリンを分泌する腫瘍です。この場合には、低血糖を起こしたときには速やかにブドウ糖を摂取しなくてはいけません。器質的な疾患から生じる低血糖では、チョコレートなどブドウ糖になるまでに消化が必要な食べ物では間に合いません。ブドウ糖そのものを摂取する必要があります。ブドウ糖の飴やラムネなども市販されています。

機能性低血糖による低血糖発作の対処法は?

機能性低血糖とは、器質的な疾患が認められない低血糖を指します。一般に反応性低血糖や無反応性低血糖、乱高下型低血糖などと言われるタイプに分けられます。

反応性低血糖の対処法

反応性低血糖は、血糖値に応じたインスリンの分泌ができていないことが原因と言われています。つまり、血糖値が最大化した後にインスリンが遅れて分泌され、低血糖を起こすのです。このタイプの低血糖は、ゆっくりと血糖を上げるほうが効果的です。消化の手順が必要な果糖を含み、消化に時間が必要な食物繊維を含む、バナナが最適でしょう。

無反応性低血糖の対処方法

このタイプの低血糖は、インスリンの分泌が一定しないことが原因です。高血糖の時間と低血糖の時間があり、特に低血糖の時間では疲労感に襲われ、集中力も低下します。やはり対処法としては、やはり緩やかな血糖値の上昇が好ましいく、バナナを始めとした果物での対処が良いと思われます。

乱高下型低血糖の対処方法

このタイプの低血糖もインスリンの分泌が一定しないことが原因です。やはりバナナを始めとした果物が良いでしょう。

一言で低血糖と言っても原因によって対策は異なります。特に器質性疾患による低血糖と機能性低血糖の違いは理解しておく必要があります。

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