手足口病の大人症状でうつる期間が分かる?注意するべき点は?

手足口病
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手足口病は手・足・口に発赤を伴う湿疹が生じる疾患です。発赤は水泡となり、つぶれて痛みを生じることもあります。原因はウイルスです。原因となるウイルスはエンテロウイルス、コクサッキーウイルスなど多岐にわたります。そして原因がウイルスである限り人にうつります。うつりやすい期間はあるのでしょうか?うつさないうえでの注意点は何でしょうか?

手足口病の感染経路は?

手足口病の感染経路は、「飛沫感染」と「接触感染」です。飛沫感染は、くしゃみなどの際に出る飛沫によって感染します。接触感染は、口や鼻を触ったで触れた場所が介在して、他の人が触って乾癬する経路です。

手足口病がうつる期間は?

くしゃみなどが出始めてから、最大で1か月程度の感染拡大の危険があります。特に長いのは便による感染ですね。おむつをしている子供からの感染は意外と長期にわたるので覚えておいてください。口腔内のウイルスが残存する期間は1~2週間と言われています。したがって大人同士の感染拡大は、潜伏期間が1週間程度あるので、発症の前後1~2週間は感染拡大の危険はあると考えるべきでしょう。

手足口病の感染拡大に注意する点は

手足口病は飛沫感染、接触感染です。したがってマスクと手洗いが重要です。新型コロナウイルス感染でも同様ですが、飛沫感染も接触感染も口を介しての感染です。つまり手を口元にもっていかないことが非常に重要です。飛沫が飛んだ机を触った手で口を触ると感染します。医師になって初めに体に叩き込まれたことの一つに「手を顔にもっていかない」ことです。手を顔に持っていかないことの効果は、あなたが接触感染でうつるリスクを下げることと、あなたのウイルスを拡大させないことの二点です。

感染拡大にマスクの効果がある理由

マスクは口を隠すため、「飛沫が広げない」というのが最大の効果です。しかし医療従事者にはもう一つのメリットがあります。それはマスクをすることで、顔に手をやらないと意識することです。マスクをすることで口を触らないと意識できます。もしマスクの位置を治すために口元に手をやったら、手洗いもしくはアルコール消毒を再度行います。病室の入り口にアルコール消毒があると思いますが、医療従事者は入室前にアルコール消毒をすると、部屋を出るまでその手で首より上は触りません。首より上は医療上は不潔なものと考えているからです。

家族が手足口病になった場合の感染拡大予防は1か月以上行う必要があります。根気がいる作業ではありますが、とりあえず口や鼻を触らない、触ったら消毒することを意識すれば感染拡大の可能性は非常に下がりますので覚えておいてください。

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