ポリフェノールと言えば赤ワイン!
酒好きならだれもが知ってる知識です。
では、ワインを飲むのとぶどうを食べるの
どっちがより効率的にポリフェノールが
ゲットできるのでしょうか?
ワインに含まれているポリフェノールの効果は?
ワインに含まれているポリフェノールは
アントシアニンです。
アントシアニンの効果と言えば
視力回復です。
ただ近視や遠視に対して効果があるか?
と、問われるとそんな試験データはない
と、答えます。
残念ながら視力回復の根拠になっているデータは
対象となる患者さんは緑内障や
糖尿病性網膜症の患者さんとなります。
アントシアニンは摂取するすることで
緑内障患者の眼圧が低下したとのデータがあります。
緑内障や糖尿病性網膜症を対象とした試験では
ワインではなく、ブルーベリーが使用されています。
ブルーベリーを利用して、毎日アントシアニンを
50mg摂取するように設定されています。
ブルーベリー1/3カップ分です。
一般的な赤ワインだとポリフェノールの含有量は
2g~6g/Lですので、コップ一杯で十分ですね。
視力回復ではありませんが、眼精疲労にはいいとされています。
アントシアニンは網膜にも行きわたり、抗酸化作用を発揮します。
アントシアニンの抗酸化作用が眼精疲労に良い証拠です。
もちろん他の臓器における抗酸化作用もあるので
カカオポリフェノールのような効果も期待できます。
参考:ポリフェノール効果をチョコレートで実感。どれくらい必要か?
ぶどうに含まれるポリフェノールは?
岡山理科大学のデータがありました。
一般的なぶどうとして巨峰を例にします。
巨峰1g中に含まれるアントシアニンは7.78mg程度
となっています。
簡単計算で7gも摂取すればアントシアニン50mgは
十分にクリアできそうですね。
ただこれは皮を含めてのデータです。
実に限ると0.018mg/gとなります。
計算上2.7kg摂取する必要があります。
・・・無理です。
ぶどうを皮ごと食べるならともかく
実だけを食べるのであれば無理な話ですね。
ワインを飲めない人はぶどうではなく
ブルーベリーをベースに考えたほうが現実的でしょう。
在宅ワークでPCの前にいる時間が長い方へ
PCの前にいると眼精疲労がたまりますよね。
目が疲れやすいな感じている方は
積極的にアントシアニン含有のサプリを摂取しても良いでしょう。
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