ポリフェノールが体に良いってのは
どこかで耳にしたことがあると思います。
実際にどういった効果があるのでしょうか?
また効果を得るにはどの程度摂取する
必要があるのでしょうか?
今回はチョコレートを基準に調べてみました。
ポリフェノールの効果って何がある?
ポリフェノールの効果とは「抗酸化作用」です。
抗酸化作用のあるほかの成分としては
ビタミンCやビタミンEなどが挙げられます。
実はポリフェノールは数種類があり、
それぞれに独自の機能があるとされています。
代表的なポリフェノールには以下のものがあります。
- アントシアニン
- カテキン
- カカオポリフェノール
- ルチン
- フェルラ酸
- クロロゲン
- クルクミン
- ショウガオール
この中でチョコレートに含まれているのは
- カカオポリフェノール
です。
カカオポリフェノールの効果は?
カカオポリフェノールの効果の一つに
血管を広げるというものがあります。
従って血圧が下がるとされています。
また悪玉コレステロールも抑制します。
悪玉コレステロールは動脈硬化の原因です。
動脈硬化を予防するということは
心筋梗塞や脳梗塞を予防する効果があると
言われています。
抗酸化作用があると活性酸素を除去します。
活性酸素と言えばシミ・ソバカスの原因です。
つまり美肌効果も期待できます。
知られていない効果としては
抗アレルギー効果です。
抗酸化作用によりアレルギーの原因細胞である
好酸球の働きを抑制します。
カカオポリフェノールはどれくらい摂取すればいいの?
日本人を対象にしたカカオポリフェノールの効果
を実証した試験があります。
2014年に愛知学院大学とMeijiとの共同試験です。
本試験ではカカオ分72%のチョコレート25gを
毎日摂取して調査を行い、効果を検証しています。
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チョコーレートを食べることで太るには?
という心配もありますが、
本試験では毎日チョコレートを摂取して4週間後に
血圧を評価するのと同時に体重も評価しています。
摂取前と後では体重はほとんど変化は認めませんでした。
チョコレートの摂取の仕方ですが、
ポリフェノールは水溶性で、比較的短時間で吸収されます。
その反面長時間は作用しません。
従って1日に何回か分けて摂取するのをお勧めします。
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