チャドクガの駆除で注意すること。スミチオンがお勧めなワケ。

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刺されると夜も眠れないほどの痒みに襲われるチャクドガ皮膚炎。皮膚炎になったときの対処方法は既に述べましたが、やっぱりならないに越したことはないですよね。ということで、今回はチャドクガの駆除についてのお話です。

1.チャドクガの一生

まずは敵の駆除のためには、その行動を知りましょう。チャドクガは卵→ふ化→幼虫→さなぎ→成虫のサイクルを年2回繰り返します。幼虫の時期は4月~6月と8~9月です。

2.チャドクガの駆除に適した季節は?

最も駆除するのに適したタイミングは、卵の時です。卵の時期は8月と11~4月です。最も良いのは越冬をするために卵で待つチャドクガを退治することでしょう。卵自体には毒針はありませんが、成虫が卵を守るために毒針で周りを覆っています。直接触らないで、枝ごと駆除してしまいましょう。幼虫を駆除するときにも、あまり近くから対処すると毛を飛ばされる可能性があるので、枝ごと落としましょう。飛んだ毛でも皮膚炎を起こすので、2次被害を防ぐためにも新聞紙などにくるんで速やかにゴミ袋に捨てましょう。駆除するときには、毒針が飛散する可能性は否定できないので、長袖長ズボン、首タオル、全面につばのある帽子を着用です。できれば長靴もあったほうが良いですね。着用していた服をそのまま洗濯機に入れると、その他の服に毛が付着して2次被害が起きるので、桶に服を入れて50度以上のお湯につけましょう。そうすることで無毒化することができます。

3.チャドクガの予防について

駆除と予防をセットにして対応するには、やっぱりこまめな剪定です。開花時期に応じた剪定が必要なのですが、一般的にはサザンカは3月と9月、ツバキは3月~4月が良いと言われています。卵の有無を確認して剪定することも大切ですが、人が通る通路を意識して剪定することも重要です。特に子供が通る道などは気をつけたいですね。

4.チャドクガにスミチオンをお勧めするワケ

基本的にチャドクガの駆除に使用する薬は特殊なものである必要はありません。一般的に広く使用されているスミチオンで十分です。広く使用されている薬ですので、入手するのは簡単であり、ホームセンターで購入できます。また安価です。1年に2度の発生シーズンを迎えるチャドクガの駆除には数回の使用を要求されることも多く、高価な駆除薬を準備するメリットはあまりないですよね。また広く使われているということは、散布のためのデバイスも種類が豊富です。遠くから散布するためのスプレータイプもあります。

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