産後うつの症状って、二人目三人目も発症するの?予防策はないの?

産後うつ
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1人目の出産後に産後うつになった経験のある方は、二人目三人目でも同様に産後うつになる可能性は高いと言われています。ただあくまでも可能性であって、必ず発症するわけではありません。また産後うつにならないための予防策もあります。一人目の出産うつでつらい思いをされた方も、決して2人目をあきらめなくても良いと思います。

産後うつの予防は?

当然のことですが、周りのサポートが絶対に必要であり、また周りからサポートを受けることに躊躇してはいけません。産後うつに限らず、うつ病の人は基本的に真面目で、責任感が非常に強い人が多いです。出産後であるにも関わらず、家事を完璧にこなそうとする方も結構います。まずは全てにおいて完璧を望むことはやめましょう。自分に対しても、他人に対してもです。特に産後の妻を身を案じて、なんとか家事をこなそうとするやさしい旦那さんがいる奥様には、声を大きくして言います。「やってるうちに馴れますので、少々の失敗や不手際には見ないこと」です。自分に対しても、他人に対してもおおらかな態度で臨むことは産後うつに限らず、うつ病の患者さんに対しても重要なことです。では、ひとつずつ紹介しますね。

①.休憩を十分にとりましょう。

家事は適当で、赤ちゃんの世話以外は寝ててOKです。家のことが気になるかもしれませんが、気にしてはいけません。今最も必要なことはあなたが休むことだと思ってください。ただでさえ2時間おきにおっぱいの時間が来て、ほとんど眠れないのですから。

②.家族に助けを求めましょう。

どうしても家事で気になることができたら、旦那さんに相談しましょう。普段掃除などしない旦那さんも重い腰を上げてくれるかもしれません。もし挙げてくれなければ、諦めましょう。悪いのは旦那さんです。二人目・三人目ともなるとお兄ちゃん・お姉ちゃんの世話も必要になるので、大変でしょう。実母に助けを求めましょう。もし体調の面や様々な問題で実母に助けを求められない場合には、一時保育を利用するのもいいですね。どういったサービスが受けれるのかは自治体によって違いますので、まずは保健師さんに教えてもらってください。

③.話し相手を用意しましょう。

電話でもいいでしょう。SNSでもいいでしょう。とにかく世間話でもなんでも話をする相手が必要です。保健師さんでもいいです。ヒトの心を折るために、外部からの情報を遮断することが有効であるのは、古来より捕虜の心折るために利用されてきた方法です。家の中で、外部の情報に触れることなく、じっとしているのはそれだけで産後うつの発症リスクになります。

④.散歩に出かけましょう。

休憩は大事です。それと同時に日の光を浴びることも大切です。お天気の良い日は散歩に出かけましょう。買い物に出かけるのもいいですね。友人や母親とウィンドウショッピングに出かけるものいいと思います。赤ちゃん?、旦那に任せましょう。信用できない方は一時保育でもいいでしょう。

⑤.シャワーを浴びて、着替えをしましょう。

うつ病の早期症状に、身なりの乱れというものがあります。うつ病になったから身なりが乱れるのだという人もいますが、身なりが乱れるから気分が落ち込むという言いかたもできます。行動と心は密接につながっています。人は、鼻歌を歌いながら、スキップを踏んで、落ち込むことはできません(試しにやってみてください)。同じように身なりを整えると自然に心は前向きになります。

予防策は他にもたくさんあります。最も重要なのは、一人目に産後うつになったことを主治医と保健師さんに伝えておくことです。そうするとあらかじめ対策を練ってくれます。対策を練ってくれる方が傍にいると思うだけで安心感が違いますよね。

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