山口百恵サブスク解禁!印税や著作権はどうなるの?

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山口百恵さんが引退して41年。未だに彼女の曲は名曲として世に残されてます。そんな山口百恵さんの曲がサブスク配信されるとニュースがありました。

 

日本武道館で伝説の引退コンサートが行われたのは1980年10月5日。14歳でデビューし人気絶頂の21歳でその芸能活動に自ら幕を引きながら、今なお日本歌謡史に名を残す歌姫として愛され輝き続けるカリスマ山口百恵。多くのファンから彼女のサブスク(サブスクリプション)配信が長らく待たれていたが、この度、5月29日にサブスク配信が解禁となった。

引用:BARKS

 

サブスク配信って何?

サブスクとは、「サブスクリプション・サービス」の略です。

CDのような商品販売のような数で換算するサービスではなく、

利用した期間に応じて料金を支払うサービスを指します。

 

サブスク配信のメリットは?

CD購入だとその商品が期待外れで

気に入らない可能性がありますが、

サブスクだと気に入らなければ

解約すればよいというのが利点です。

 

また定額制で契約期間内は使い放題ですので、

お気に入りのコンテンツは思う存分楽しめます。

 

今になって山口百恵さんの曲をサブスク化する目的は?

さて今になって山口百恵さんをサブスク化することの

目的は何でしょう?

記事にもありますが、

山口百恵さんの曲は600曲あります。

 

すべての曲を手に入れるには

どれだけのお金がかかるのか分かりません。

例えばソニーミュージックが販売している

山口百恵コンプリートCDだと123曲で

14256円します。

 

600曲すべてを聞くのは骨が折れそう。

中には興味のない曲も含まれるでしょう。

そういったニーズを満たすには

サブスク化はメリットがありますね。

 

サブスク化すると山口百恵さんにはメリットがある?

さて今回の山口百恵さんの曲のサブスク化が

消費者にとってメリットがあるのは分かります。

またサブスクの提供企業にしても

中年以降の消費者を取り込むチャンスですので、

メリットはあります。

では、歌手である山口百恵さんには

メリットはあるのでしょうか?

 

結論から言うとほとんどない。

1曲あたり1円もないと言われてます。

歌手の収入は売り上げの1%が相場です。

CDが売れていた時代であれば

2000円~3000円のCDの1%である20円~30円が

収入として入っていました。

私が学生の頃はミリオンヒットとか

結構あった時代でしたから

CD一枚の販売で数千万円の収入を

歌手は得ていたことになります。

しかしサブスクになると

1再生あたりのアーチストへの還元率は

0.2円~1.2円と言われています。

作詞作曲家の方にはもう少し還元されます。

著作権はあくまでも作詞家・作曲家が対象です。

今現在のアーチストは

そもそも市場がCDを購入することがまれになっているため、

サブスク化を拒否することは困難でしょう。

また手軽に聴いてもらえることは

人気を得るためには必要なポイントです。

自分がメジャーになるための一歩としては

サブスクは非常に魅力のあるツールだと思います。

ただすでにメジャーである人や

往年の歌手の方々にとっては

あまりメリットのある話ではないのだと思います。

ほぼレーベルや所属事務所などの戦略なんだと思います。

ただもう40年も前に引退した山口百恵さんの楽曲を

あたらめて手軽に聞くことができるのはうれしいですよね。

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