多血症の予防は?食事で気を付けることは?簡単にできる事は?

本記事内には広告・プロモーションが含まれます。

こんにちは。

企業勤めの内科医ヒロスケです。

今回は「多血症と食事」についてです。

最近、人間ドックなどの健康診断で、「多血症疑い」と言われ外来受診された方が数人いらっしゃいました。

一言で多血症と言われても原因は様々であり、きちんと原因の検査を行うのですが、大半の患者さんは二次性多血症とストレス多血症の診断に行きつきます。

さてこういった多血症を予防する手段はあるのでしょうか?

例えば食事で気を付ける点などあるのでしょうか?

多血症を予防するためには?

多血症を疑われ外来を受診される方の90%が、喫煙者もしくは肥満もしくは両方の患者さんです。

つまり診断名は、二次性多血症もしくかストレス多血症です。

こういった患者さんは真性多血症の鑑別診断を行いながら禁煙指導、食事指導を行います。

また肥満患者さんの中に、睡眠時無呼吸症候群の患者さんが潜んでいます。

睡眠時無呼吸症候群の患者さんは意外と見逃されている印象があります。

もしかしたら?と思った方は、睡眠時無呼吸症候群の検査・治療を看板に掲げている病院を受診してください。

多血症と喫煙ってどうしてつながるの?

タバコの煙は、一酸化炭素を始めとした有毒なガスが含まれています。

特に一酸化炭素は、酸素よりも強力に赤血球中のヘモグロビンと結びつきます。

赤血球の寿命は2~3ヵ月。

一旦一酸化炭素と結びついた赤血球はほぼその一生を酸素を運ぶことなく体中を巡ることになります。

そうなると役立たずの赤血球の代わりに新たな赤血球が作られます。

そうしたことで余分な赤血球の分だけ多血症に近づきます。

またタバコに含まれるニコチンは血管を収縮させます。

血管が収縮すると体中に十分な酸素が行き届かない状態になります。

酸素が行き届かないと体は赤血球の増産を指示します。

結果多血症に近づきます。

多血症を予防する食事内容は?

二次性多血症の原因は、体の隅々まで酸素が行き届いていないことから、赤血球を増やすようシグナルが出されることが原因の一つとして挙げられます。

つまり体の隅々までしっかりと血流がいきわたり、酸素が行きわたることが重要です。

ということは、食事内容は血がサラサラになる食事が好ましいということです。

よく言われる食事のポイントは

  • クエン酸:酢、かんきつ類など
  • EPA:青魚
  • ポリフェノール:赤ワイン、緑茶、ココアなど
  • アルギン酸:昆布やワカメ
  • ビタミンE・C

逆に肉類やてんぷらや空揚げなどの揚げ物が中心の食生活になっている人は要注意です。

結局は多血症を予防することは、生活習慣病を予防することと同じことになります。

同時に多血症を指摘された人は生活習慣を意識して改善したほうが良いとも言えます。

通常以上の赤血球を体が増産しなければならない情況は体にとっては好ましい状態ではないということです。

健康診断で異常を指摘された方は、まず正しい診断を受け、そのうえで必要に応じて生活改善に努めてください。

1人暮らしで食事療法は困難な方へ

生活習慣病で病院に来る男性の一定数は一人暮らしです。

男一人じゃ中々体にいい食事を毎日行うのって大変ですよね。

 

コンビニ弁当、お惣菜が中心。

定食屋に行っても油物が中心になってしまう。

 

そんな男性たくさんいます。

そんなあなたには宅配食材をお勧めしています。

宅配食材の業者さんはたくさんありますので、お気に入りの業者を探すのも楽しいですよ。

ちなみに私がお勧めしているのは「わんまいる」。

簡単、美味しい、便利「旬の手作りおかず・健幸ディナー」

管理栄養士がしっかりと計算した食材と調味料を使って、料理の匠が監修しています。

興味があればお試しキットが今なら5食で3480円です。

冷凍された真空パックを湯煎もしくは解凍するだけ。

ご飯だけは準備してください。

わんまいるの感想記事は以下です。

食材宅配を「わんまいる」にした理由と感想について

 

関連記事

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました