医師が転職を考えるタイミングとは?

仕事
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こんにちは。

企業勤めの内科医ヒロスケです。

先日いただいた質問

「製薬企業に転職するタイミングって何時がいいのでしょう?」

 

これは多くの人が迷っている問題ではないでしょうか?

答えは人それぞれだと思いますが

最低限押さえておきたいタイミングがあるので記事にしてみました

 

初期研修を終えたタイミングは?

これは早すぎます

一人で治療方針を決めて

一人で治療ができない医師を製薬企業は採用しません

一人で決めることができない医師に

開発品の使用方針を決めることができるわけがありません

したがって「直美」のような転職活動は製薬企業への転職にはありえません

専門医を取得したタイミングは?

これは一考の価値はあると思います

製薬企業に転職したいと思っているのであれば

専門医を取得するか

専門医に準じた臨床経験を有していないと話になりません

ただ専門医を取得したら一人前の医師か?

と、問われると苦しくないですか?

自分がその分野で専門医として十分な経験と有しているといえる段階に放っていないといけないとは思います。

学位を取得したタイミングは

私は学位を持っていますが

企業で働いているうえで学位が有利に働いていると感じたことがありません

NICE TO HAVEだとは思いますが

MUST HAVEではない

ただ仕事で論文を読むことはしょっちゅうですし

臨床試験を担当するとその論文をレビューも回ってきます

場合によっては自分は1st Authorになることもあります

そういった仕事があることを考えると

論文の作成経験はあったほうが良いでしょうね

履歴書の論文掲載欄が空白なのはちょっと寂しいと思います

また第1相試験を開始するときや

併用療法のアイデアを練るときなど意外と基礎医学の知識って必要です

そういった意味では学位をとるための研究の経験は製薬企業でも生かされます

留学から帰国したタイミングは?

このタイミングで企業にきたMDは数人知っています

留学から帰ったら教授が変わっていて

医局に居場所がなかったなんてMDもいますし

海外のMDは製薬企業に転職することに躊躇はないために

影響を受けやすいってのも聞きました

ただ注意していただきたいのは

医局との関係を良好に保ったまま転職する必要があります

なぜなら転職したら

その元所属していた医局は大切な顧客になるからです

したがって留学から帰って1~2年医局でお礼奉公してからって方が一番多い印象があります

転職には家族のサポートが必須

最後になりますが

最も大切なことをお話しします

それは「嫁ブロック」

 なぜ「嫁ブロック」は起きるのか?

「嫁ブロック」という言葉はネガティブに捉えられがちですが

その根底にあるのは「変化への不安」

パートナーが反対する主な理由は、大きく分けて3つあります。

  • 収入減少・不安定化への懸念: 「年収が下がるのではないか」「退職金や福利厚生がなくなるのでは」という経済的な不安。

  • 生活リズムの変化: 「残業が増えて育児・家事の負担が自分に偏るのではないか」という生活面での警戒。

  • 世間体やリスクへの恐怖: 有名企業からベンチャーへ行く際などに感じる「そんな知らない会社で大丈夫?」という不信感。

パートナーはあなたの足を引っ張りたいのではなく、「今の安定した生活を守りたい」と願っているのです。

ただ製薬企業への転職は収入は現状以上が保証されます

また生活リズムは臨床医よりも明らかに改善されます

最後の世間体が大きいかもしれません

なんだかんだで医師の社会的な地位は高いと思われがち

嫁ブロックだけでなく

両親からも反対されることもあると聞きます

ブロックを発動させないための「事前相談」

多くの人が失敗するのは、「内定が出てから報告する」パターン

事後報告は、パートナーからすれば「相談もなく勝手に決められた」という不信感に繋がります

  • 「検討段階」で共有する: なぜ今の仕事に不満があるのか、どんな将来を描きたいのかを、転職活動を始める前に伝えておきましょう。

  • 「私」ではなく「私たち」のメリットを語る: 「年収が上がるから」だけでなく、「土日休みが増えるから家族の時間を作れる」といった、相手にとってのメリットを強調することが重要です。

私は子育てへの貢献度が増すことをアピールしました!

もしブロックされてしまったら? 対処法とマインドセット

反対されたとき、感情的に反論するのは逆効果

まずは相手の不安をすべて書き出してもらい

一つずつ解決策を提示しましょう。

  • 数字と事実で語る: 「大丈夫」という根拠のない言葉ではなく、企業の財務状況や、数年後のキャリアパス、想定される最低年収などを具体的に提示します。

  • 第三者の意見を借りる: 転職エージェントから聞いた業界の動向や、客観的な評価を伝えるのも有効です。

  • 期限を決める: 「1年やってみて、もし生活が苦しくなったらまた考える」といった、お互いの妥協点を見つける姿勢を見せましょう。

3番目は非常に効果的

実際に企業に転職しても1年足らずで臨床に戻る方もいます

合う合わないは結構あります

したがって企業に合わなければ病院勤務に戻ればいい

はっきりって、製薬企業への転職活動はノーリスクといっても過言ではない

唯一のリスクは医局との関係くらい

この事実は奥様に説明するうえでは効果的です

転職のタイミングは家族の問題でもあります

例えば奥様の妊娠中に転職活動をするのは無理があります

乳幼児の段階でも厳しいと思います

小学校に入ってしまうで転校も考えないといけない

中学校以降だと単身赴任になる可能性大

幼稚園児くらいがベストかな

もちろん奥様のお仕事の都合もあるでしょう

製薬企業への転職は医師としての経験を要求されるために

ある程度の年齢以上となり

結婚や子育てのタイミングも重なります

全てを計画通りに行うことはむつかしいと思いますが

家族皆様が幸せになるタイミングで成功することが理想ですね

悩む前に直接リクルーターに相談されるのも一手です

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