くも膜下出血と脳動脈瘤破裂。若年で発症するわけは?予防は?

脳出血
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若くして脳出血にお亡くなりになる人がいます。

タレントやスポーツ選手でも時々ニュースを目にします。

セリエAのアタランタが11日、セリエDのレニャーノにレンタル移籍していた19歳のイタリア人MFアンドレア・リナルディが亡くなったと発表。
英メディア『BBC』によると、現地時間8日に自宅でトレーニングを行なっている時に脳動脈瘤が破裂したという。病院へ緊急搬送されたが、3日後の現地時間11日に息を引き取ったとのこと。

引用:フットボールチャンネル

くも膜下出血は決して高齢者に限った疾患ではありません。

時に10代の若さでも発症して、死に至ることもあります。

このニュースを見て自分は大丈夫だろうか?と心配になった方。

そんなあなたがするべきことは脳ドックの受診です。

クモ膜下出血の原因と対策

くも膜出血の原因の約8割は、脳動脈瘤の破裂です。

脳動脈瘤の保有率は、我が国で行われた久山町研究より2.2%と言われています。

海外の報告と合わせると成人の2~6%くらいの保有率と推定されています。

脳動脈瘤の原因は、先天的なものと言われています。

生活習慣に関連して発症する病態ではありません。

したがって上記ニュースのように19歳での発症もあり得るのです。

脳動脈瘤を早期に発見するには?

脳動脈瘤は若干の遺伝性があります。

血縁者に脳動脈瘤を指摘された人がいませんか?

くも膜下出血を起こした人はいませんか?

もし思い当たる親族の方がいるなら、脳動脈瘤を有している確率が上昇します。

家族歴を確認することをお勧めします。

もしご家族・血縁者に該当する方がいれば、

脳ドックの受診を強くお勧めいたします。

近年は検査技術の発達は目を見張るものがあります。

脳血管検査は比較的簡単に行えます。

脳ドックの実施により脳動脈瘤が発見されるケースは決して珍しくありません。

 

 

脳ドックに限らず、常日頃より自身の健康状態を確認することは重要です。

人間ドックを受診し、全身をくまなく検査できればベストでしょう。

ただ仕事の都合や家庭の都合、子育てで時間がないなど

中々人間ドックを受診できない方も多いも理解しています。

そんな方は以下の記事を参考にしてください。

参考:自宅で人間ドックを【内科専門医推奨】。検査でわかることは?

 

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