がん先進医療特約って何?本当に必要なのか?

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こんにちは。

企業勤めの内科医ヒロスケです。

転職を機に健康保険の対応も変わったので生命保険を見直してます。

そこでこれまで加入していなかったがん保険についての話

私はお酒は好きですが、タバコは吸いません。

比較的に規則正しい生活を心がけています。

だからと言って癌にはならないとは言えません。

ただね、高齢になってからのがんは寿命でしょう、って思っておりまして。

少なくとも終身での手厚いがん保険は必要ないです。

通常の生命保険で入院期間1日1万もあれば十分かな・・・、と。

ちなみに勤め先の健康保険組合が一定額以上の医療費は払い戻してくれるので

もっと手厚い保険は不要です。

その中でこれは要らんわ~、ってなったのが、先進医療特約

もちろん必要と思う方もいると思いますので、頭から否定する気はありません。

どうしようかな・・・、って悩ん要る方のお役に立てば幸いです。

先進医療特約って何?

がん先進医療特約とは、がん保険におけるオプションの一つで、公的医療保険の対象外となる最新のがん治療技術にかかる費用をカバーするための特約です。

この特約は、厚生労働大臣によって有効性や安全性が認められた治療法で、保険給付の対象とするか評価段階にあるものに適用されます。

例えば、重粒子線治療や陽子線治療などの高度ながん治療がこれに含まれます。

先進医療が適応になる疾患は?

例えばがんセンター東病院で行われている陽子線治療の適応は以下のものとなっています。

脳腫瘍(原発性のみ)、頭蓋底腫瘍(脊索腫・軟骨肉腫など)、頭頸部腫瘍、肺がん、縦隔腫瘍、食道がん、肝細胞がん、肝内胆管がん、切除不能膵臓がん、転移性肝がん(1から3カ所で他の部位に転移がないもの)、転移性肺がん(1から3カ所で他の部位に転移がないもの)、限局したリンパ節転移・再発(他の部位に転移がないもの)、骨軟部肉腫、前立腺がん、小児がん

こういった癌に罹患して、かつ標準的治療に効果が認められなかったときに何か手立てがないかと選択する治療法です。

先進医療を選択する可能性は?

こればっかりは個人の価値観によると思います。

何が何でもできる治療は全てやりたい!!って方は入っておいた方が良いでしょう。

ただ私個人はそこまでしないかな。

エビデンスがあって、標準治療と呼ばれる治療を一通り行っていきついた先なら受け入れます。

薬剤開発にかかわっているものとしては、第1相試験のデータにでもなりたいと思っていますが

そんなにタイミングよく治験が行われているとも限らないのでね。

ですので、私個人の意見では先進医療を選択する可能性はゼロです。

同時にがん自由診療特約ってのも不要です。

承認されてない治療を希望するのは、そういった治療を推奨してこなかった自分の矜持に反します。

 

今さらですが、生命保険って保険会社の人に言われるがままに入ったらいけませんよ。

自分でしっかり調べて納得いくまで質問をする。

そういった意味では保険会社とは独立したファイナンシャルプランナーを確保することが一番重要ですね。

 

 

 

 

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