医療現場状況からの生命保険の特約を見直し

がん保険
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こんにちは。

企業勤めの内科医ヒロスケです。

転職を機に健康保険の対応も変わったので生命保険を見直してます。

若い時に言われるがままに契約した生命保険

今ある程度の知識をもって、改めて見直すと

なんとも贅沢な補償を付けていたものだと

医療現場の現状を基にして私なりに見直しポイントを紹介します。

医療現場の現状について

まず知っておきたい事実として、入院期間がかつてと比べて短くなっています。

その理由がDPC(包括評価制度)です。

DPCって何?

現在大半の大病院がDPC(包括評価制度)を採用しています。

DPCとは、患者の病名や病状、治療内容に応じて医療費を計算する制度です。

病名、病状、治療内容によって1日の治療費が決まっており

どれだけ投薬しようが、検査しようが、お値段は一緒。

つまり医療現場は必要最小限の医療で最大限の収入を得るべく努力をしています。

そして、この制度のポイントは入院期間が延びれば延びるほど1日の治療費が安くなること。

その結果、DPC対象病院の平均在院日数は約15日となり

一般病床を有する病院と比較して3日短くなっています。

それでも疾患によっては長期入院を要する場合もあるでしょう。

そういった場合でも大病院での入院期間は延びれば延びるほど赤字になるため

90日を超えて入院することはほぼ不可能と言っても良いと思われます。

賢明な読者の方はお気づきでしょう。

あなたの生命保険の特約である入院期間は何日ですか?

私の生命保険の内容をみると120日になってました。

これは長すぎでした。

現状に則した内容とは言えないと感じたところです。

がんの治療目的の入院だと?

また先日記事にしたように、がん治療を目的とした長期入院はありません。

がん先進医療特約って何?本当に必要なのか?

 

余命いくばくか、といった状況でないと治療外の入院は現実的ではないのです。

脳梗塞で寝たきりになったら?

脳梗塞で寝たきりになったら退院できないじゃないか!!

ってお考えをお持ちの方もいるでしょう。

脳梗塞を含む脳血管障害の方の入院期間は77.4日です。

ただ入院期間が長くなる方は、寝たきりに方ではなくリハビリに期待できる方。

もし寝たきりからの回復が困難と判断された場合には退院を促されます。

自宅での介護が困難な場合には、介護施設への入居を手続きを始めることになります。

介護施設への支払は生命保険の入院特約では対応できません。

生命保険の見直しのポイント

まずは見直しのポイントは入院特約でしょう。

120日は必要ないと思います。

特にあなたが非喫煙者であり、高血圧、糖尿病、高脂血症を合併してないのなら

あなたが若くして脳梗塞になり、寝たきりになる可能性は限りなく低い。

生命保険を手厚くするよりも、その料金でスポーツジムでも入会したほうがお得です。

自宅で気軽にフィットネスってのも良いと思います。

通わないフィットネススタジオSOELU

あなたが健康であればあるほど必要な保険は変わってきます。

健康であることを維持するためにお金は使ったほうが有意義であると私は思います。

過去に保険会社に言われるがままに入った生命保険があるなら

この機にぜひ見直しをしてみてください。

相談する相手は保険会社ではなく、独立したファイナンシャルプランナーが良いと思います。

FP無料相談の保険チャンネル

保険の見直しは定期的にしたほうが良いのでしょうね。

しばらく見直しをしていなかったので

ちょっと反省しています。

 

 

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