WHO事務局長選でテドロスに敗れたナバロ氏とニシュター氏の今。

新型コロナウイルス肺炎

トランプ米大統領は18日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長に宛てた書簡を公表し、WHOの運営に関し「30日以内に本質的改善が見られなければ、現在暫定的に実施している資金拠出停止を恒久化する」と警告した。

引用:JIJI.COM

トランプ大統領は本当に怒っているのか、何かしらのディールへの布石なのかは分かりませんが、現状の姿勢は珍しく(?)世界から共感を得ているのではないでしょうか?ネットでのテドロス氏への辞任要求には結構な数の署名が集まっており、その点に対してもテドロス氏は説明責任があります。仮にも国際機関のトップですから、その説明責任は重いはずです。

WHO事務局長の任期は5年。2017年7月に就任しているのであと2年は任期があります。当時の事務局長選挙はテドロス氏を含み3氏が立候補しました。後の2名はエボラ熱対策の国連事務総長特使を務めた英医師ナバロ氏、パキスタンの女性心臓専門医ニシュター氏です。選挙は当時初めて194全加盟国が参加する形を取りました。そうすると、50カ国以上あるアフリカ連合の支持を取りまとめると強いですよね。中国がアフリカに大きな影響力を持っているのはご存知の方も多いと思います。そんなこんなの現状です。

ところで落選した2氏の現状はどうなんでしょうか?ナバロ氏なんかは2014年の西アフリカで感染拡大したエボラ出血熱に対応した人ですので、現状の新型コロナ感染拡大にぴったりな人な気はするのですが、このナバロ氏って今現在もWHOに勤務しており、特別代表の地位にいます。

世界保健機関(WHO)のデビッド・ナバロ特別代表は15日、WHOを批判する前に、世界中に感染が拡大している新型コロナウイルスの封じ込めに注力するよう呼び掛けた。

引用:ロイター通信

ナバロ氏がトップでもあまり変わり映えしなかったかも。ニシュター氏はどうでしょう?ニシュター氏もWHOに勤務しています。ニシュター氏は非感染疾患の予防に関するWHO独立ハイレベル委員会の共同議長を務めています。あまり感染症を得意とする人ではないのでしょう。もちろん得意でなければ専門家の意見を公平に聞く能力さえあれば問題ないのでしょうが。

仮にテドロス氏が辞任したとしても、再度選挙になるとアフリカ諸国が中國になびく限りは同じことの繰り返しでしょう。もとに戻りますが、WHOは無視して新たな保険機構を設立する方向が正しい選択肢なのかもしれません。

 

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