タバコ生産中止!?国際結核肺疾患連合って何?その影響力は?

新型コロナウイルス肺炎

呼吸器系および肺の専門家や医療関係者などからなる、国際的な組織である「国際結核肺疾患連合」が新型コロナウイルスのリスク低減に向け、喫煙者に禁煙を求めるとともに、たばこ会社に製品の製造と販売の停止を呼びかけたことが6日分かった。

引用:東スポ

我々医師としては好ましい傾向ではありますが、実際に可能なんでしょうか?タバコの値段も上げることも躊躇している政府が製造販売の停止に踏み切るとは今一信じられません。現状は「国際結核肺疾患連合」が訴えているだけですので、現実する可能性は低いと考えています。では「国際結核肺疾患連合」の影響力がどの程度あるのでしょうか?

「国際結核肺疾患連合」は記事にも記載されていますように、基本的には医師の団体です。世界中の結核予防活動行っている団体、企業などが中心になり活動を行っています。特に貧困地域における肺結核は未だに脅威であり、BCG予防などにも力を入れています。実は肺結核は喫煙にも関係があります。連合の活動には禁煙活動も含まれております。東京オリンピック・パラリンピックを前に室内禁煙を成し遂げた活動にこの連合も参加していました。室内禁煙についてはWHOも活動しており、連合だけの影響力がものを言ったわけではないので、今回の新型コロナ感染を契機にしたタバコの製造販売停止が速やかに行われるとまでは考えていないでしょう。

あらためて喫煙と新型コロナウイルス肺炎の関係を確認したいと思います。既に様々なマスコミで述べられいますが、最も信頼に値する先生として、大阪国際がんセンターがん対策センター疫学統計部副部長田淵貴大先生の記事を紹介したい。

  • 喫煙で新型コロナ死亡のリスク3倍 専門家「禁煙すれば短期間でもリスクは減らせます」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00010000-bfj-soci&p=1)

この記事に示しているように長年のヘビースモーカーであっても今から禁煙をすることで、免疫系の回復が望め、重症化を防ぐことが可能になると記載しています。タバコを買いに行くことも憚れる時期になるかもしれません。今から禁煙を考えてみても良いと思います。あきらめなければきっと成功します。

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