杉田水脈氏から見る「女性の敵は女性」の事実を改めて考える。

いじめ・ハラスメント

昔から「女性の敵は女性」て言いますよね。もちろん一つの偏見の例として挙げられることはあるので、一種のメタモデルである可能性もあります。しかし杉田水脈氏はここまで女性の敵になってどうするつもりなんでしょうか?

 自民党の杉田水脈衆院議員は25日の党の内閣第一部会などの合同会議で、女性への暴力や性犯罪に関し「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言した。被害者を蔑視する発言で批判が出るのは必至だ。

引用:毎日新聞

しかしながら、医療現場ではこの「女性の敵は女性」ってのは、あからさまに感じます。特に看護師間でのいじめなどは決して珍しくありませんし、女性医師に厳しく当たるのも女性看護師です。

1.女性医師の敵がベテラン看護師である理由。

女性医師の離職率が問題視されることは良くあります。せっかく厳しい医学部の厳しい大学受験に勝ち残り、その後の厳しい大学での勉強も乗り越えた優秀な女性医師が、結婚や出産を機に職を離れることは決して珍しくありません。病院によって差があるとは思いますが、比較的医師間では協力して対処しようと努力します。例えば、妊娠直後の不安定な時期の当直免除などは仕方ないと思いますが、こういった対応に対してクレームを言うのが、ベテラン看護師です。自分が妊娠していた時には夜勤は免除されなかったというのが理由なんですが、時代が違いますよね。しかも、女性医師の当直免除は結局は妊娠した看護師の仕事待遇の改善位つながるはずなのに、クレームが上がり、なぜか女性医師の嫌がらせにつながることがありました。

2.企業では「女性の敵が女性」になる状況が少ない理由は?

まず基本的に医師である私を就職させるだけの規模の製薬企業では、セクハラやモラハラに対しての社員への教育と対応が徹底しており、またフレキシブルな働き方が認められています。また海外に目を向けると特に欧米に本社がある企業だとセクハラなどあり得ない雰囲気がありました。国内の会社ではまだまだ男性が多い職場がありますが、男性が多いと逆に女性同士は協力する雰囲気があります。女性同士が敵になると仲間がいなくなるからでしょう。それでも結局のところは会社の雰囲気や歴史がセクハラなどを許さない雰囲気を作っていると感じます。

3.医療現場で「女性が女性の敵になる」ことを防ぐには?

個人的な考えですが、未だに大半の病院は年功序列の方式になっていると思われ、年功序列によって時代遅れの雰囲気ができていると思います。医療従事者はどれだけの患者と接してきたかの経験がものをいう場合はありますが、企業にいると経験だけでマネージメントができるわけでもないという事実も経験します。より良い職場環境を作るために優秀な看護師にはマネージメントを学ばせる機会を作り、早めに管理職につかせるプログラムを実践することは有効だと思います。

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