SITH1がうつ病の原因!?結局どうすればいいの?対策は?

疾患

研究チームは、過労やストレスからうつ病が発症する経緯を①過労などでHHV6が唾液に出る②嗅球に再感染し、SITH1を作る③SITH1によって嗅球や海馬などで脳細胞の状態が激変する④意欲減退などが起きる――という流れではないかと推論している。

引用:朝日新聞

疲れがたまると体調の変化の一つとして口唇ヘルペスが出てくることはよく知られていること。口唇ヘルペスの原因ウイルスがヒトヘルペスウイルスですので、うつ病との関連性を疑い、証明したアイデアと研究結果は称賛に価すると思います。ここで一つ疑問が生じるのは、疲労がたまったときには誰しも口唇ヘルペスが起きるのか?というとそういうわけではない。また口唇ヘルペスを生じた人が誰しもうつ病になる訳ではないという2点は疑問として残ります。ヒトヘルペスウイルスとうつ病が1対1の関係を持っている訳ではないということは間違いないでしょう。

今回の慈恵医大のグループが発表した結果から今後も連続した研究結果や新たな治療方針が生まれてくるとは思います。ただ今からできることはないのでしょうか?ヒトヘルペスウイルスの感染を予防することはほぼ不可能です。赤ちゃんの時に感染して、その後体内に潜伏しています。可能性としては乳児期に発症する前にワクチンを接種し、感染予防する?くらいでしょうか。うつ病の心配をするのはある程度成長してからですので、乳児期の対策をいまさら言われても困ります。対策としては、これまで口唇ヘルペスを発症したことのある方、そして繰り返し発症する方はうつ病の高リスク群である可能性があると考えれます。もちろんあくまでも仮定であり、口唇ヘルペスを発症する人でも大丈夫な人はいるはずです。ですのであまりナーバスになる必要はないのですが、少なくとも口唇ヘルペスを発症する人は疲労が極端に免疫力に関係する可能性があることは確かです。私は口唇ヘルペスの経験はありませんが、なる人はしょっちゅうなっているような印象があります。その方がうつ病か?と言われると必ずしもそうとは言えないところがまだ研究が必要な点なんでしょう。疲れがたまったときや寝不足の時によく口唇にブツブツができる方はちょっと気を付けてください。

免疫力の低下を防ぐためには、結局のところバランスの良い栄養、十分な睡眠、適度な運動が必要になります。確かに、そんな生活ができている人はうつ病にはなりませんよね。男性と女性の口唇ヘルペスの発症率は女性の方が3倍高いという研究結果もあります。特に生理前にはよく起こすといいます。女性は気を付けたいところですね。それでも発症した時には早めに対処しましょう。水泡ができる前であればウイルスも十分に増殖していない可能性もあります。口唇にかゆみや刺激感があるときには病院を受診してください。口唇ヘルペスに良くなる旨を伝えれば抗ウイルス薬はすぐに処方してくれますよ。

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