初診オンライン開始!病院と自宅に必要なシステムは?

新型コロナウイルス肺炎
初診も大丈夫 電話やパソコンで「オンライン診療」(20/04/07)

加藤勝信厚生労働相は10日の記者会見で、スマートフォンなどを使ったオンライン診療について、初診での適用を来週から始めると明らかにした。処方薬も配送で受け取れるようにする。新型コロナウイルスの院内感染を防ぎ医療崩壊を防止することが狙い。

引用:共同通信

あくまでも新型コロナウイルス感染拡大が収まるまでの一時的な処置であると強調はしていますが、こういった便利はツールは一旦始まるとなし崩しになる印象があります。病状の安定している2~3ヵ月1度の通院で問題のない患者であれば大丈夫かな~とは思いますが、あくまでも自己管理ができる人に限られますよね。例えば高血圧で治療されている方などは毎朝決まった時間に自宅で血圧を測定して、そのデータを医師に提示できる人などは大丈夫かと思います。自分勝手な印象ですが、自己管理ができていない人に限って処方の日数を延ばしてほしいと言っている印象があります。初診をオンライン化することに関しては、患者側もそのリスクを理解する必要があります。自分で自分の診察はできません。よく医者の不養生と言いますが、自己判断での対処によって重症化してしまう例も珍しくありません。医師ですら自己判断は誤ってしまいますので、オンラインの問診だけで実際に診察をしない診断では、正確な診断に至らない可能性があることを承諾する必要が患者側にはあります。

オンライン診療の導入には、厚労省の保険医療機関の所在地の地方厚労局長に書類の提出をしなけばなりません。①基本診療科の施設基準等に係る届書、②オンライン診療科に係る届出書添付書類の2種です。最速で届出をして翌月の1日からになります。病院に関しては、インフラを整える必要があります。もちろんLINEやSkypeなどの汎用ソフトを利用することも可能ですが、診療記録やプライバシー保護の点から専用の診療ツールを導入したほうが便利でしょう。予約管理なども一括で行っていするサービスが大半です。一例ですが、導入実績の高いCLINICS社のシステムだと患者さんはアプリをダウンロードすれば診療予約、ビデオ電話による診察、クレジットカード決済までセットになってます。病院側では、同様に予約受付管理、外来のスケジュール管理、ビデオチャット機能、決済管理、セキュリティ機能など一通りがサービスに含まれています。

気になるのは病院側の導入費用です。CLINICS社だと初期費用50万+月額使用料1万~と医療機関の種類や規模によって異なります。病院経営は現在決して甘くありません。都市部では病院・クリニックの倒産は珍しくないので、この初期投資を安く見るのか高く見るのかは病院によって違うと思います。一つ言えるのは一時的なオンライン診療のためだけに導入するのは躊躇する施設が大半ではないでしょうか?厚労省は導入を推奨するのであれば、当然導入にかかった金額の補償などの対応は求められるのではないでしょうか?

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