新型コロナウイルスのワクチン開発!もうすぐ臨床試験が!?

薬剤

米バイオテクノロジー会社モデルナは、新型コロナウイルスの遺伝子構造が初めて解析されてから2カ月足らずで同社初のワクチンをヒトに投与する試験向けに出荷した。これを受け、25日の米株式市場で同社の株価は急騰した。開発中のワクチンは第1相試験向けに米国立衛生研究所(NIH)傘下の国立アレルギー感染症研究所(NIAID)に送られた。NIAIDのアンソニー・ファウチ所長は1月、同研究所がモデルナのワクチンを試験する準備は4月下旬までに整うのではないかと説明していた。

引用:ブルームバーグ

新薬の試験に続き、ワクチンの試験も開始します。さすがにアメリカのベンチャー企業はパワフルですよね。モデルナ社は、2010年に創業され、メッセンジャーRNA(mRNA)をベースとした薬剤やワクチンを開発するのを得意としている企業です。通常のワクチンは以前お話ししたようにウイルス株の樹立や組み換え細胞を樹立するのに時間を要します。しかしながらモデルナ社はmRNAをベースとしてウイルスを介さずにワクチンを作成する技術を持っています。mRNAのゲノム情報さえあれば設計でき、人工的に合成することが可能であることから、このような短期間で製造が可能になりました。

まずは動物実験などの基礎実験を行い、そこで安全性が確認されてから人に投与する臨床試験が始まります。実際の効果が確認できるようになるには、まだ数か月~1年程度の時間は必要になると思われますので、このワクチンの恩恵を受けるのは来年の話になるでしょうね。

モデルナ社は新型コロナウイルスのワクチン開発だけでなく、既に先天異常に関連するサイトメガロウイルスのワクチンの開発を行っており、順調に臨床試験を進めています。そのことに起因して、株価はまさにうなぎのぼりの状態です。人類の健康に貢献できるワクチンを開発している企業ですので、どんどん応援してあげたいですね。

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