密造酒飲み27人死亡!?体の中では何が起きてる?

新型コロナウイルス肺炎

【AFP=時事】イランで、アルコールを摂取すれば新型コロナウイルス感染症の治療の一助になるとうわさされた後、メタノール中毒により27人が死亡した。国営イラン通信(IRNA)が9日、報じた。

昔から安価でアルコールの純度を上げようと、メタノールを混ぜた密造酒が出回るニュースはよくあります。そしてその都度事故が起き、多数の死者が報告されています。エタノールは体内にで分解されるとアセトアルデヒドになりますが、メタノールは体内で毒性の高いホルムアルデヒドに分解されます。その後腐食、浸透性があるギ酸に分解されます。メタノールやギ酸の中毒は軽症では悪心、めまい、腹痛など、また重症では視力障害、呼吸困難、意識障害といった症状があらわれます。メタノールは8ml~30mlを飲用するだけで失明し死亡する可能性があります。ただし、メタノールの容量には個人差が大きく、同じ濃度(40%)のメタノール溶液でも、15mL服用することで死につながってしまった例もあれば、500mL服用して生存できた例も報告されています。だからと言って飲んだからと言って大騒ぎしなくてもよいと言っている訳ではありません。メタノールそのものを飲用することは非常に危険であり、絶対にするべきではありません。

ほんの少量ではありますが、メタノールを含んでいるお酒はあります。特に果実を原料とするお酒に含まれています。ブランデーやワインですね。ワインでは赤ワインに比較的多く含まれていると言われています。ブランデーはガブガブ飲むものではないですが、ポリフェノールが多く含まれているといって赤ワインをたくさん飲む方もいるでしょうし、気が付いたらたくさん飲んでしまってたってことはありませんか。そもそも果実には少量のメタノールが含まれています。蒸留の過程でメタノールは減りますが、安価な外国製の赤ワインはメタノールが比較的多く含まれてる可能性はあります。そういえば悪酔いするときや二日酔いがひどいときは、決まって安価な赤ワインを飲みすぎたときのような気もします。これは、赤ワインに含まれているメタノールが原因かもしれません。メタノールの含有量が明記されているお酒はまずないのと思いますので、飲みすぎには注意ということです。

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