ロコモティブシンドロームとは?その原因は?診断はどうするの?

ロコモティブシンドローム

皆さんはロコモティブシンドロームをご存じでしょうか?ロコモティブシンドロームは、「ロコモ」とも省略されて呼ばれます。とりあえず「ロコモ」と呼びますね。ロコモとは、locomotorium:運動器から来ています。この運動器に障害を起こした結果、「立つ」こと「歩く」ことといった一条生活に欠かせない動作が困難になった状態を指します。この状態になり回復する機会を失うと寝たきりになってしまいます。寝たきりを増やさない、高齢者の健康寿命を延ばすためにはロコモのケアは非常に重要です。コロナ禍によって、家にこもりきりになったしまった高齢者がロコモになる寸前まで来ています。皆さんのお宅のおじいちゃんおばあちゃんは大丈夫ですか?まずは、ロコモの原因と診断について述べたいと思います。

1.ロコモティブシンドロームの原因は?

ロコモティブシンドロームの原因の第一は「加齢」です。歳を重ねると筋肉が萎縮して、筋力が低下します。特に下肢の筋肉の減少は顕著です。下肢の筋肉の減少によって、「立つ」「歩く」といった日常動作にも支障を来し、転倒や寝たきりへの危険性を高くなります。原因の第二は「運動不足」です。「加齢」とも関係しますが、やはり筋力の低下、筋肉の萎縮は運動不足が原因です。例えば比較的若年者であっても1か月もベッド上で安静にして動けないような病気になるとあっという間に下肢の筋力は低下して、歩くのもままならなくなります。そういった意味で「運動不足」はロコモティブシンドロームの独立した因子であると言えます。

2.ロコモティブシンドロームの診断基準は?

以下のチェックに一つでも該当すると、ロコモティブシンドロームの診断となります。

  • 片脚立ちで,靴下がはけない
  • 家の中でつまずいたり,滑ったりする
  • 階段を上るのに,手すりが必要である
  • 横断歩道を青信号で渡りきれない
  •  15 分くらい続けて歩けない
  •  2 kg 程度の買い物(1 l の牛乳パック 2 個程度)を
    して持ち帰るのが困難である
  • 家のやや重い仕事(掃除機の使用,布団の上げ下ろ
    しなど)が困難である
ーあなたは、片脚で40cmの高さの椅子から立ち上がれますか?-ロコモティブシンドローム啓発活動のご紹介

まずは、歩きましょうと言いたいところですが、ロコモの方があることすら危なっかしい方もいらっしゃいます。そういった方のためにも少し対策についても詳しく説明したいと思います。別途記事を挙げようと思いますので、確認してみてください。またまだまだ足腰は大丈夫といった方については、定期的な運動は続けてください。ただ今年の冬は寒くなりそうです。ご高齢の方は、心血管系が心配なので、日が高くなって少し暖かくなった時間を狙って散歩に出かけください。また膝や腰に不安のある方に関しては、プールをお勧めします。歩くだけでもとっても良い運動になります。

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