新型コロナウイルスの抗体を持っている人はどれくらい?

新型コロナウイルス肺炎

スタンフォード大学の研究チームがシリコンバレーの住人3300人を対象に血液検査を実施したところ、推定2.5%から4.2%が新型コロナウイルスにすでに感染しているとの結果を得た。確認されている感染者の50倍以上となり、致死率は従来の予測よりも大幅に低い可能性がある。

引用:MIT Technology Review

米国の研究グループは調査から発表まで迅速ですね。シリコンバレーはご存じのようにカリフォルニアにあります。カリフォルニアは比較的早くから感染拡大が認められ、また外出制限などの対策を迅速に行った地方です。

カリフォルニア州の感染者数はカリフォルニア州の発表によると

米・カリフォルニア州知事から全州民に対しShelter@Homeの行政命令が出て3週間が経過した。4月8日州政府が公表したCOVID-19の概況によれば、8日現在の確定感染者は16,957人、死者は442人であった。

引用:ミクスOnline

カリフォルニア州の人口は約4000万人ですので、先の抗体検査の陽性頻度から考えられる感染者数は、100万人から168万人の感染者がいる可能性があるということです。それだけ無症状感染者や軽症者が多いということなのかもしれません。今回の研究発表はあくまでも小規模グループを対象にしていますが、大規模な抗体検査もすでに始まっています。

こうなってくると希望者すべてにPCR検査を実施することのメリットはかなり薄れてしまいます。少なくとも無症状の人の検査は無用でしょう。中等症で医師判断で今後の増悪が想定される人を対象に行う。もちろん入院患者が必要な患者の検査は全例必要でしょう。

抗体検査による調査はすでに日本でも計画中です。経済が危機的な状況に陥っている今、抗体を確認された人だけでも活動を再開しないとコロナウイルスの致死率を自殺率が追い越すなんて笑えない状況になりかねません。

加藤勝信厚生労働相は17日の記者会見で、新型コロナウイルスの流行状況を把握するため、抗体検査に着手すると表明した。「状況が整えば、関係者の協力をいただきながら早急に取り組みたい」と述べた。厚労省は月内にも始められるように準備を進めており、対象地域や規模を詰める。

引用:日経新聞

 

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