新型コロナ緊急事態宣言された週末の病院の現状。どう対応する?

新型コロナウイルス肺炎

緊急事態宣言を出されてから初めての週末になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?いつもの土曜の外来は普段仕事で病院・クリニックに通えない人が沢山受診されます。先週の土曜日は通常の60%程度の外来患者でした。可能であるなら病院には行きたくないという心情が感じられた土曜日の外来でした。

さて今週も全体的には少な目。ただし先週と打って変わって感冒症状を訴えて来院される患者さんが複数人来院しています。残念ながら当院は新型コロナのPCR検査実施施設ではありません。その旨を受付やお電話でお伝えしているのですが、それでも診察を希望され来院されます。診察の上、現状出来る限りの対応はもちろん行っていますが、今のところ積極的に新型コロナウイルス感染を疑わせる患者さんにはであってはいません。今後はどうなるかは分かりませんが・・・。付近の病院・クリニックでは感冒症状の患者さんの診察そのものを拒否されている病院もあると聞きます。実際新型コロナウイルス感染患者の診察をしたために病院を一時休業された病院もあります。

無床診療所やクリニックの経営は、一般の方が思っている以上に難しく、ぎりぎりの経営を余儀なくされているところも多いと聞きます。新型コロナウイルス感染拡大に伴ってそういった診療所やクリニックの閉院となる可能性も否定できない状況かと思います。とはいうものの、現在の政府の支援策が病院・クリニックにまで及ぶとは到底思えず、頭を抱えている先生はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?オンライン診療を開始する病院もあるでしょうが、初期投資は決して安いものではありません。

医療崩壊を防ぐために、大病院の臨時の発熱外来を対応してもらってはどうか?というマスコミの意見もあります。もちろんそれも一つの方法だとは思います。ただ診療所で働いているのは、当然医師だけではありません。看護師や事務員もいるでしょう。限りある医療資源に含まれる人的資源をどう有効利用するべきかの議論がもっと盛んになるべきですよね。欧米の製薬企業に勤めている企業医師も一時的に病院に戻るようなことを聞きました。欧米の動きは決して他人ごとではなく、状況が悪化した場合には私の勤務バランスも病院に軸足を置く必要があるとは考えています。

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